海外での軌跡

ヨーロッパをはじめとした海外での評価も高い日本
庭園のすばらしさをこれからも伝えていきます

小杉造園は、アジア圏で唯一ELCA(ヨーロッパ造園建設業協会)に加盟している企業です。

小杉造園は、アジア圏で唯一ELCA(ヨーロッパ造園建設業協会)に加盟している企業です。
各国政府・大学などから依頼を受け、日本庭園に関する講演を行うなど、海外での関心が高い日本の庭園文化の素晴らしさを伝えるための活動をしています。
また、各国の緑化関係企業と今後のビジネスアライアンスについて具体的な協議を進めています。

  1. 2024.09マルタ共和国
    今年初めに新設された在マルタ日本国大使館を訪問しました。また、マルタの環境大臣や 駐日マルタ大使と、グリーン分野における、今後の弊社とマルタとの協力の可能性について話し合う機会を得ることもできました。人口密度の高いマルタ島は、人口密度と観光需要の高さから、いくつか環境問題に直面しているそうです。そのため、政府は、環境にやさしく、持続可能な方法で問題を解決する方法はないか模索しているということでした。
  2. 2024.09オランダ
    オランダのユトレヒトで開催されたELCA(ヨーロッパ造園家協会)の専門家会議に弊社代表が参加しました。本会議はFUTURE GREEN CITY世界会議(9月23日~26日、ユトレヒト)と同時期に開催され、ELCAの参加者は、FUTURE GREEN CITY会場で専門家の講演を聞き、視察ツアーに参加することができました。イベント期間中は、同じ造園業に従事する「旧友」に会うことができただけでなく、FUTURE GREEN CITY会議に参加した、世界各地の政府関係者と交流を深めることができました。*写真はオランダの高層ビルの緑をメンテナンスする人たち
  3. 2024.08カナダ
    8月の終わりに、弊社代表がカナダのケベックで行われた、ガーデンセンター・ナーセリー・造園協会会議に出席しました。ガーデンセンターの経営に関するプレゼンテーションや、大型ガーデンセンターの視察が行われました。カナダは年間の気温差が激しく、ガーデンセンター業界は天候に大きく左右されるそうで、5月と6月の7~8週間で年間売上の50%以上を稼がないと店がもたないとのこと。視察では、日本のガーデンセンター経営者の方たちとの出会いもあり、有意義な出張となりました。
  4. 2024.07日本
    7月8日から2週間、弊社の熱海研修所で、海外の造園家を対象とした日本庭園セミナーを実施しました。今回はヨーロッパからだけでなく、アメリカからも参加がありました。暑い中での実習にも関わらず、皆さん大変熱心で、造園への情熱を感じる2週間となりました。中でも、ドイツから参加した造園家の方たちが、神田の古書店街で日本庭園の本を多く購入していたのが印象的でした。 また、期間中、熱海で夏祭りがあり、参加者の皆さんは日本の夏を堪能して帰られました。
  5. 2024.06サウジアラビア王国
    サウジアラビアのリヤドで開催された展示会(Riyadh Front Exhibition & Conference Center)を視察してきました。サウジで工事用の鉄、アルミ、石、平板類、ガラス類を販売している業者の40%は中国からの業者です。驚きました。展示会主催者にKing Salman Project について話を聞くことができました。 とくにKing Salman Parkプロジェクトは、世界最大の都市公園であり、そのプロジェクトの大きさに驚きます。工事現場は中心部にあり、立ち入り禁止。見渡せないほどの広さ。2030年に全てを同時にopenする予定だそう。リヤドは日中、結構暑く45℃くらい。外を歩いている人はあまりいません。車社会です。
  6. 2024.05チェコ共和国
    ELCA(ヨーロッパ造園家協会)の総会のため、チェコのブルノを訪問しました。総会では、シンガポール造園協会の正式参加が決定されました。シンガポールは、大都市の緑化に力をいれています。日本も参考になることが多そうです。 また、ブルノでは、弊社の学生招待プログラムに参加したメンデル大学ブルノのパウゼニカさんとクビシュトヴァさんとも再会し、担当教員の方達と共に大学のArboretum(樹木園)を案内して貰いました。
  7. 2024.03日本
    コロナ禍で4年延期となっていた、弊社の海外学生招待プログラムが実施されました。アンゴラ・台湾・チェコから、各国2名ずつ、日本を体験する1週間のプログラムです。造園や観光を専攻する彼らは、日本の政治・金融システム、そして日本文化を学びました。本プログラムは、桜の季節に合わせて実施されましたが、寒波の影響で桜の開花が遅れ、見ることのできた桜はわずかでした。とはいえ皆さん、日本庭園をはじめ、日本建築の美しさ、日本独特の料理に興味津々の様子でした。帰国後も日本に興味を持ち続けてほしいですね。
  8. 2024.03台湾
    研修旅行で台湾の高雄と台北を訪問しました。海外研修はコロナ禍のため4年中止となっていましたので、大変久しぶりです。台湾は親日的なことで知られていますが、例えば高雄の保安堂に、日本で事件が起きてからわずか2カ月後に、故安倍晋三元首相の銅像が寄付金によって建てられたほどです。
  9. 2024.03スイス&ドイツ
    弊社の日本庭園セミナーに参加したことがある、ドイツとスイスの造園家7名を訪問。フランクフルトとチューリッヒで親睦会が行われました。フランクフルトの造園家トーマス・コルテさんは、昨年参加した日本庭園セミナーの記念写真を収めた美しい本を参加者全員にプレゼントしてくれました。また、チューリッヒでの親睦会は、チューリッヒで有名な室内花展覧会「GIARDINA(ジャルディーナ)」の開催中に行われました。今回再会できた造園家の皆さんとの今後のパートナーシップが期待されます。
  10. 2023.12バーレーン
    今年3回目のバーレーン訪問です。施主様とデザイン、技術面の打ち合わせを綿密に行いました。バーレーンでの二つ目の大きなプロジェクトが始まりました。翌日は、弊社がバーレーンで最初に施工した日本庭園のメンテナンス状態を確認し、その後、日本大使館を訪問しました。庭園では現在ブーゲンビリアが満開です。