海外での軌跡

ヨーロッパをはじめとした海外での評価も高い日本
庭園のすばらしさをこれからも伝えていきます

小杉造園は、アジア圏で唯一ELCA(ヨーロッパ造園建設業協会)に加盟している企業です。

小杉造園は、アジア圏で唯一ELCA(ヨーロッパ造園建設業協会)に加盟している企業です。
各国政府・大学などから依頼を受け、日本庭園に関する講演を行うなど、海外での関心が高い日本の庭園文化の素晴らしさを伝えるための活動をしています。
また、各国の緑化関係企業と今後のビジネスアライアンスについて具体的な協議を進めています。

  1. 2023.03バーレーン
    バーレーンのサヒール地区で開催されたバーレーン国際ガーデンショー(BIGS)に出展しました。バーレーンのサヒル地区で開催されたバーレーン国際ガーデンショーに出展しました。ガーデンショーはコロナウイルスの影響で3度延期され、4年ぶりの開催となりました。会場となった場所は、F1レース会場の近くに新しく建設された複合催事場です。弊社建設のバーレーン・日本友好日本庭園から車で15分ほどの距離にあり、会場では、その日本庭園をモチーフとした企業展示も見られました。バーレーンだけでなく、サウジアラビアなど他のGCC諸国からもお客様が来場されました。バーレーンの子供達の間では、日本のアニメが人気で、日本語で声を掛けられることが何度もあり驚きました。
  2. 2023.02ドイツ&スイス
    ドイツとスイスの造園家グループが、弊社が熱海で主催する「日本庭園建設のための上級集中セミナー」に参加しました。セミナー終了後、参加者は3日間京都を訪れ、有名寺院や庭園、観光スポットを視察しました。
  3. 2023.01ドイツ
    北ドイツにある植木生産業者ブルーンズ社のシュミット部長(右手前)とブルーンズ社長のご子息(右奥)が、植木買付の為に来日しました。ブルーンズ社は、植木生産では世界最大手の会社の一つです。ヨーロッパで入手不可能な植物を購入するために、ブルーンズ社をはじめ、ヨーロッパから複数の植木業者が来日し、埼玉や千葉の植木業者を訪れます。アジアとヨーロッパの間には厳しい検疫規制があるため、すべての植物を簡単にヨーロッパに送ることができるわけではありません。ヨーロッパに輸送するためには、2年ほどの準備期間が必要な植物もあります。
  4. 2022.12マルタ共和国
    今年5月の出張に引き続き、マルタ環境気候変動計画省との協議が行われ、弊社とマルタ共和国との協力関係について話し合いました。日本と関わりの深いサンアントン・ガーデンズの視察も行いました。サンアントン・ガーデンズには「Japan Lane」と名のついた園路があります。
  5. 2022.11リトアニア
    日本は、杉原千畝の影響で、リトアニアのカウナス市と深い縁があります。コロナウイルス流行前に、弊社は 重枝前駐リトアニア大使の支援により、リトアニアのアリトゥース市を数回訪問したことがあります。今回は、カウナス市長を訪問し、今後のカウナス市と弊社の協力可能性について話し合いました。
  6. 2022.11ドミニカ共和国
    ドミニカ共和国を訪問しました。日系ドミニカ人である駐日ドミニカ共和国タカタ大使の紹介により、コンスタンサ市日本人会の皆さんと交流の機会を得ました。81歳の佐藤きみ子さん(中央)は、農業開発にドミニカに来て50年。移住当時は大変苦労したそうですが、現在はドミニカ共和国の一員となり、毎日楽しく暮らしているとおっしゃっていました。写真は、コンスタンサ市日本人会の皆さんが、公会堂で歓迎式典をやってくださったときの様子。
  7. 2022.10スイス
    スイスのチューリッヒを訪問。ウールマン造園会社社長のマーク・ウールマン氏、ベルガー造園会社社長のレモ・ベルガー氏、ベルガー造園会社のデザイナーであるブライアン・ウィス氏と、弊社とスイスの造園会社との連携について意見交換を行いました。ウィス氏は、2008年に開催された弊社の第1回日本庭園セミナーに参加した一人です。ベルガー造園会社は、2023年2月に予定されている弊社の日本庭園セミナーに、2名の従業員を派遣することになっています。
  8. 2022.10トルコ
    コロナウイルスの流行後2回目となる、ヨーロッパ造園家協会(ELCA)会議および視察研修に参加しました。コロナ禍の2年間は、ELCAの会議の多くはオンラインで実施されていましたが、ELCA会員の多くが、ヨーロッパや 世界各国との良好な交流関係を継続するために、トルコのイズミルとエフェソスに集いました。ELCAの専門家向け視察会では、エフェソスの歴史的な場所と併せて、トルコの優れたデザインの庭園や公園を訪問しました。
  9. 2022.09ドイツ
    コロナ禍の2年間を経て、初めて実施された日本庭園セミナー。ドイツ・オスナブルック大学の学生達は、2020年2月、コロナウイルスが流行する前に弊社の日本庭園セミナーに参加した最後のグループで、コロナ後に熱海に来た最初のグループとなりました。日本のコロナ対策はまだ厳しい状況でしたが、事前準備の良さもあり、無事にセミナーを実施することができました。
  10. 2022.07アゼルバイジャン
    アゼルバイジャン大統領事務所より、カラバフ地方アグダム市の緑地設計協力要請がありました。アグダム市へは、首都バクーより車で4時間、1日かけて訪問しました。また、今回の出張では、バクー市カタイ区にあるヘイダル・アリエフ公園の入り口にある日本庭園で、2日間のメンテナンス作業を行いました。この庭園は、2015年に弊社が建設したもので、以来、周辺の市民から愛される場所となっています。和田純一駐アゼルバイジャン日本大使ともランチミーティングを行い、今回の訪問に関してお話ししました。