海外での軌跡

ヨーロッパをはじめとした海外での評価も高い日本
庭園のすばらしさをこれからも伝えていきます

小杉造園は、アジア圏で唯一ELCA(ヨーロッパ造園建設業協会)に加盟している企業です。

小杉造園は、アジア圏で唯一ELCA(ヨーロッパ造園建設業協会)に加盟している企業です。
各国政府・大学などから依頼を受け、日本庭園に関する講演を行うなど、海外での関心が高い日本の庭園文化の素晴らしさを伝えるための活動をしています。
また、各国の緑化関係企業と今後のビジネスアライアンスについて具体的な協議を進めています。

  1. 2025.03ジョージア
    ジョージアの国立植物園(National Botanical Garden of Georgia)内にある日本庭園で、修復作業を行いました。この日本庭園は弊社が2016年に施工したものです。鳥居や向月台などの修復、植栽の剪定などを実施。作業期間中は、駐ジョージア石塚英樹大使(写真中央)の訪問がありました。また、ジョージアのテレビ局が取材に訪れ、ニュース番組で紹介されました。桜のシーズンには多くの人で賑わいそうです。
  2. 2025.02バーレーン
    2月下旬、Bahrain International Garden Showに参加してきました。日本からの出展は弊社のみでした(写真は海外事業部ハマハ部長)。展示会の規模は前回より小さくなっていましたが、参加している国は幅広くなっていました。遠くはブラジルからも。バーレーンの訪問は2年ぶりとなりましたが、以前来た時よりも道路脇に多くの木が植えられていたことに驚きました。サウジアラビアが植樹活動に熱心なのは知っていましたが、バーレーンでも緑を増やす活動に力を入れているようです。遠い将来には、砂漠の国でなくなっているかもしれませんね。
  3. 2025.02ドイツ
    2月上旬、弊社の熱海研修所で、ドイツのオスナブリュック応用化学大学で造園を学ぶ皆さんのための日本庭園セミナーを実施しました。オスナブリュック応用化学大学が、弊社の日本庭園セミナーに参加するのはこれで7回目。午前中は、日本庭園の歴史と構造を学び、午後からは弊社の社員の指導により実際に日本庭園を造ります(写真は土壁造りに取り組む皆さん)。庭園造りだけでなく、餅つきに温泉と、日本の文化を大いに体験していただきました。次回のセミナーも楽しみです。
  4. 2024.10チェコ共和国
    メンデル大学園芸学部を訪問しました。園芸学部は、283㎡の広さがある、ユネスコ世界遺産レドニツェとヴァルチツェ内にあり、有名な城や景観に囲まれています。弊社は今年春ごろ、本学部から2名の学生を、1週間の日本視察研修に招待しました。10月29日に、彼らは大学で日本視察について発表を行い、これに合わせ、弊社に国内外での活動に関する講演依頼がありました。副学部長とランドスケープ建築計画学部教授の皆さんは私たちを快く受け入れてくださり、世界遺産レドニツェとヴァルチツェを詳しく案内してくれました。
  5. 2024.09マルタ共和国
    今年初めに新設された在マルタ日本国大使館を訪問しました。また、マルタの環境大臣や 駐日マルタ大使と、グリーン分野における、今後の弊社とマルタとの協力の可能性について話し合う機会を得ることもできました。人口密度の高いマルタ島は、人口密度と観光需要の高さから、いくつか環境問題に直面しているそうです。そのため、政府は、環境にやさしく、持続可能な方法で問題を解決する方法はないか模索しているということでした。
  6. 2024.09オランダ
    オランダのユトレヒトで開催されたELCA(ヨーロッパ造園家協会)の専門家会議に弊社代表が参加しました。本会議はFUTURE GREEN CITY世界会議(9月23日~26日、ユトレヒト)と同時期に開催され、ELCAの参加者は、FUTURE GREEN CITY会場で専門家の講演を聞き、視察ツアーに参加することができました。イベント期間中は、同じ造園業に従事する「旧友」に会うことができただけでなく、FUTURE GREEN CITY会議に参加した、世界各地の政府関係者と交流を深めることができました。*写真はオランダの高層ビルの緑をメンテナンスする人たち
  7. 2024.08カナダ
    8月の終わりに、弊社代表がカナダのケベックで行われた、ガーデンセンター・ナーセリー・造園協会会議に出席しました。ガーデンセンターの経営に関するプレゼンテーションや、大型ガーデンセンターの視察が行われました。カナダは年間の気温差が激しく、ガーデンセンター業界は天候に大きく左右されるそうで、5月と6月の7~8週間で年間売上の50%以上を稼がないと店がもたないとのこと。視察では、日本のガーデンセンター経営者の方たちとの出会いもあり、有意義な出張となりました。
  8. 2024.07日本
    7月8日から2週間、弊社の熱海研修所で、海外の造園家を対象とした日本庭園セミナーを実施しました。今回はヨーロッパからだけでなく、アメリカからも参加がありました。暑い中での実習にも関わらず、皆さん大変熱心で、造園への情熱を感じる2週間となりました。中でも、ドイツから参加した造園家の方たちが、神田の古書店街で日本庭園の本を多く購入していたのが印象的でした。 また、期間中、熱海で夏祭りがあり、参加者の皆さんは日本の夏を堪能して帰られました。
  9. 2024.06サウジアラビア王国
    サウジアラビアのリヤドで開催された展示会(Riyadh Front Exhibition & Conference Center)を視察してきました。サウジで工事用の鉄、アルミ、石、平板類、ガラス類を販売している業者の40%は中国からの業者です。驚きました。展示会主催者にKing Salman Project について話を聞くことができました。 とくにKing Salman Parkプロジェクトは、世界最大の都市公園であり、そのプロジェクトの大きさに驚きます。工事現場は中心部にあり、立ち入り禁止。見渡せないほどの広さ。2030年に全てを同時にopenする予定だそう。リヤドは日中、結構暑く45℃くらい。外を歩いている人はあまりいません。車社会です。
  10. 2024.05チェコ共和国
    ELCA(ヨーロッパ造園家協会)の総会のため、チェコのブルノを訪問しました。総会では、シンガポール造園協会の正式参加が決定されました。シンガポールは、大都市の緑化に力をいれています。日本も参考になることが多そうです。 また、ブルノでは、弊社の学生招待プログラムに参加したメンデル大学ブルノのパウゼニカさんとクビシュトヴァさんとも再会し、担当教員の方達と共に大学のArboretum(樹木園)を案内して貰いました。