ショウキラン(鍾馗蘭)
先日、梅雨の晴れ間をぬって尾瀬ヶ原に行ってきました。
山道を登っていると、湿った地面からひょっこり小さな花が顔を出していました。この花の名前は“ショウキラン”です。
ランといっても観賞用に栽培されている洋ランとは生態が違います。
この種類のランは腐生植物といって光合成をせず、共生菌から栄養もらって生きています。花期以外は地表に出ないので、見れたらとてもラッキーな花です。
名前の由来は中国の魔除の神様の鍾馗(ショウキ)様に姿が似ているから。
この日は尾瀬も30℃近い気温で汗だくになりましたが、涼しげに咲く小さな花に元気を分けてもらった気分でした。