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日本最古の擬木橋

季節の花と温室で開花している花を見に先日新宿御苑に行ってきました。
園内の『下の池』付近を歩いている際に、思い出したのが【日本最古の擬木橋】

元々は明治37年(1904年)にセントルイス万博で展示されており、それを輸入し明治38年(1905年)にフランス人技師が設営工事して完成したものだそうです。

以前から擬木の欄干だなぁとは思っていたのですが、そんなに歴史のあるものだとは露知らずでした。
池側の欄干に結ばれているロープは風情に欠けますが、安全管理上しょうがないのかもしれませんね。
反対側の欄干にはヤブミョウガが顔をのぞかせていました。

ちなみに園内には西側から『上の池』、『中の池』、『下の池』と池が並んでおり、『下の池』から
流れ出た水流が擬木橋の下を通って渋谷川につながっているそうです。

周囲はうっそうとし擬木橋自体も小さいので、素通りされそうな場所です。
コンクリート製とはいえ、一世紀以上もたたずんでいる橋。
充分にエコですよね!
新宿御苑にお越しのさいはぜひお立ち寄りください。