水辺の妖精
先日ハイキングに出かけた先でスイレンが咲いていました。
スイレンとハスはよく混同されますが、似ているようで実は全く別の植物です。スイレンはスイレン科スイレン属、ハスはハス科ハス属の植物です。
スイレン(睡蓮)の名前の由来は夕方頃になると〝眠るように花を閉じる蓮〟という意味からつけられたそうです。
花の姿も名前の由来も優美で幻想的な印象を与えますが、印象派の画家クロード・モネはスイレンをこよなく愛しました。
モネの〝睡蓮〟のシリーズはあまりにも有名ですが、晩年スイレンをモチーフにした作品を200点以上も描いたそうです。
巨匠もはまったスイレンの魅力。種類にもよりますが、初夏に咲き始め、秋頃まで見頃が続きます。
まだまだ暑い日が続きますが、水辺に咲く小さな花を観賞しに、お近くの名所にでかけてみてはいかがでしょうか。