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水玉模様の芝生

芝生の生育期と休眠期が切り替わる時期になると、ある条件下で水玉模様が見られることがあります。

規則的に並んだ緑のドットはなんとも不思議な風景です。

芝生が休眠期に入るタイミングの差により生み出されるこの景色の原因を作っているのは、灌水ホースです。

施設などの芝生では灌水ホースが埋設されている場合がありますが、水が滴下されるエミッターの付近だけ、生育期が延長されたり、早まったりします。

また、芝生は水の他にもわずかな日照条件や温度の差でも生育差が生まれます。

例えば北側は一般的に芝生の休眠期が長くなりますし、埋設配管の温度によりその付近だけ芝生の色付く時期が変わる場合もあります。

意図的に起こしている現象ではないのですが、このような時期に芝生の状態を見ると、同じように見える環境でも様々な差を感じ取ることができるので、思わぬ発見ができるかもしれません。