大寒卵
みなさんは「大寒卵」をご存知でしょうか。大寒卵とは一年で最も寒いとされる「大寒」の初日に産まれた卵のことを言います。
その昔、自然環境下で育てられていた鶏は冬前になるとたくさん餌を食べて栄養を蓄え、冬本番になると卵を産むのを休んでいました。
そのため大寒の頃に産まれた卵は大変貴重で、ほかの時期と比べて栄養豊富で滋養に良いとされていました。
そのような背景から大寒卵は「無病息災」や「長寿」、黄身の色が金を連想させることから「金運上昇」の縁起物として扱われてきました。
現代でもその風習は続いおり、大寒(2024年は1月20日)が過ぎるとスーパーなどで「大寒卵」として売られています。
これからより一層寒さが厳しくなります。今年は大寒卵を食べて健康な体を作り、縁起のよい一年にしたいですね。