クスベニヒラタカスミカメ
9月に入り、一旦お盆で落ち着いたのもつかの間、秋の繁忙期に突入しました。
本日も管理をさせて頂いているマンションの剪定作業を実施していると、クスノキを切った枝葉になにやらシミ・そばかすのような赤茶色の斑点が・・・
恐らくクスノキヒラタカスミカメという早口言葉のような名前の昆虫による吸汁・産卵痕です。
中国からの外来種で、ここ数年で急激に繁殖し被害が拡大しています。
木を枯らせてしまう程の被害は稀ですが、被害葉が落葉することもあり、
樹勢を弱らせてしまうこともあります。
クスノキは4月頃の新しい葉が出る時期に古い葉を落葉させますが、
時期外れの落ち葉が多いなと感じたときは、このクスベニヒラタカスミカメの影響かもしれません。 これから年末までまた忙しい時期ですが、このような変化も見逃さず、適切な管理を実施してまいります。