カタバミ
最近は一層寒さが増し、寒さが染みる日々です。
植物も休眠期に入っており比較的雑草なども少ない時期です。
そんな中、とある物件の巡回中に低木をも覆いつくす程の勢いで繁茂している雑草をみつけました。その正体は「タカバミ」です。
小さなかわいい黄色い花もちらほら咲かせております。
クローバー(シロツメクサ)とよく似ていますが、葉の形が、クローバーはクラブ型の葉なのに対して、カタバミはハート型という点で見分ける事ができます。
また、カタバミの語源は、夜や暗い所で葉を真ん中で折るように閉じる就眠運動の様子が、片方喰(は)む→片喰み→片喰という感じで変化したという説があります。
カタバミは、非常に繁殖力が強く、一度根付くと絶やす事が困難(「(家が絶えない)」に通じる事から、古くから「片喰紋」と家紋としても使用されているそうです。
それ程の繁殖力も持つカタバミですが、植栽管理によっては天敵です。
見た目が可愛らしいのが、また罪ですね。
本来の植栽が枯れない様、またこれ以上範囲が広がらない様に、なるべく根っこから除草していきますが、長い戦いになりそうです…。