自然は偉大なる先生
親の介護で千葉に行った帰り道、ここのところ緊急事態の解除と共に休日夕方のアクアラインは大渋滞。こんなところで2時間近くもぼやぼやしている位ならいっそ足を延ばして南房の海でも見に行こう、ということで高速道路をひたすら南下。
館山道を終点で下りて「房総最南端」の看板を目印に適当に走っていると30分ほどで海沿いの道に出る。しめしめ時は夕暮れ、最高のマジックアワーが楽しめそうだ。ちょうど駐車帯があって砂浜に出れそうな場所があったので車を下りる。お～、思った通りの夕日だ・・・と次に視線を近くに戻すと・・・なんと思ってもみない光景が・・・
これはまさに石庭ではないですか！。自然が作った天然の・・・。
石の面も良い、形も良い、配置も良い・・・しかもデカい・・・。私の貧粗な創造力ではとても及ばない造形美・・・参りました、m(__)m。
これはパクるしかないと、写真を撮りまくり・・・どこかの庭で使えたらいいなあ。
つくづく自然は造園家にとって一番のお手本です。思わぬ収穫に最高の晩餐を頂いた気分。そうこうするうちに大島と伊豆半島の間に夕日が沈んでいきます。
今日はこれでフィナーレ、明日はまた背中の方から朝日が仕事をぶら下げて登って参ります。さて、おじさんが一人感傷に浸っていてもキモイだけ、そろそろ帰りましょう（渋滞は引いたかな・・・）。