韓国マンション視察


先週末、土日を利用して韓国のマンション(韓国ではアパートと呼びます)緑地を視察してきました。

それにしても韓国は近いですね。東京・羽田からの感覚では、大阪出張ぐらいのイメージで行ってこられました。

写真は、サムソン・レミアンという物件で、ソウルの一等地にある高層マンション群です。このレミアンブランドが、韓国での顧客満足度調査で一番になる人気だそうです。

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この物件、韓国でのランドスケープ賞も獲得しているそうで、確かに緑地の整備費用、管理費用共に視察した他物件と比較して、高額設定されていることが一目で分かりました。

韓国のこのような緑地では、写真後方に見られるようにアカマツ(下枝が刈られてヒョロヒョロッと上方に伸びた樹形)を群植して点在させることが流行とのことです。たまたま写真は、中国の山を模した見せ場を撮影したものですが、使用している他の樹木は日本とほとんど同じでした。

見せていただいたモデルルームの設備仕様も日本と同等ですが、キムチ貯蔵庫や床に固定された洗濯板など、韓国独自の生活様式を垣間見ることができました。

またの機会に、他の写真も紹介させていただきますので、今回はここまで。

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みんなの暑さ対策


まだまだ暑い日が続きますが、皆様はいかがお過ごしでしょうか。
今年は各所で注意を促すほどの猛暑。冷え症の私も、寝るときはクーラーをつけていないと驚くほど汗をかきました。
最初は体質改善になると喜んでいたんですが、徐々に眠りが浅くなり、脱水症の危険もあるので、今はおとなしく冷房を利用することにしています。

お盆休みに会った実家の猫たちも、いつものしなやかさはどうしたのかと目を疑うほどの姿でした。
家中で一番涼しい場所を知っていて、時間によって移動するだらしない寝姿。
まあ、猫は夏でも毛皮を脱げませんから、仕方はないんですが・・・。Sbsh0531
猫は勝手に移動して涼をとりますが、植木はそうはいきません。特に植木鉢(中でも保温効果の高い素焼きや陶器の鉢)は、側面への日光で鉢の中が高温になる場合があります。
よしづ等で日陰を作り、直射日光から植物全体を守るのも案ですが、鉢の部分だけでも日除けをすると良いようです。
私はベランダの柵と鉢の間に紙袋を挟んだだけですが、かなり(???)効果があったと思います。

ベランダガーデンのご相談は小杉造園株式会社まで。

イチョウとネムノキ


先日、愛知県祖父江のイチョウはすごい!というお話しを紹介しましたが、祖父江商工会のホームページでイチョウ祭のフォトコンテスト作品が掲載されていたので下記URLからのぞいてみてください。黄葉の美しいことは言うまでもありませんが、株立ちのイチョウやオドロオドロシク茂った樹形が私たちのイメージを超えていますよ。

祖父江商工会 イチョウ写真のページ http://home.owari.ne.jp/~sobuetyo/

もう一つ、ネムノキのお話しもありましたが、「かわさき花ごよみ」というサイトで大木が紹介されていましたのでのぞいてみてください。多摩川沿道で多摩区と高津区の境ぐらいに植わっているそうです。枝張りが10m以上ありそうだと書かれていますので、満開の時期にぜひ一度見に行ってみたいと思います。

かわさき花ごよみのページ http://kpress.weblogs.jp/hanagoyomi/2008/07/post-e4bf.html

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ペット被害対策


Photo_2Photo_3「しつけ」 の回でペット害をご紹介しました。やはり公道沿いの植栽地には多い問題です。

今回はその被害を防止・抑制するための一例をご紹介しようと思います。先般お客様 より、道路脇の植込み内にペットがフンをしてしまい植栽が弱ってしまう、なんとかならないかとご相談を受けました。

そこで対策として試みたのが柵の設置です。植栽を楽しみつつ、ペットの侵入もある程度抑制出来るよう高さを調整してみました。

柵の材料は自然の竹と樹木を使用しているため、環境にも優しく、見た目にも良いものが出来たのではないでしょうか。

また区切りをつける事で、ペット飼い主の皆様への意識付けの効果が少しでもあると期待しております。

Photo_4お悩みでら、ぜひ一度小杉造園株式会社までご相談いただければ幸いです

ネムノキ


珍しく、都心でネムノキを見ました。マンションの緑地に何本も植わっていました。

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ネムノキはとても生長が早く、剪定を嫌うので、私なら絶対マンションには植えません。個人邸のお庭にも植えません。パイオニア種なので、川原などの荒地でよく見かけますが、公園など広い場所で奔放に育てて楽しみたい樹木です。

初夏に咲く薄ピンク色の花が、広がった筆先のようでとてもかわいい。花色の濃いロゼアという品種も流通しています。ふさふさの花から、海外ではシルクツリーなどとも呼ばれているようです。また、夕方になると飛行機の羽根のような葉を閉じるという、神秘的な性質も持っているので、できればもっと日常的に観賞して楽しみたい樹木ではあります。

一度植えた樹木を捨てて植え替えるのは忍びないものです。樹木を選ぶ時は、一時の見た目だけで判断せず、管理や大きく生長した時のこともイメージしたいものです。

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きっと痛いはず。


P1000045外を歩いていて見つけました。

街路樹モミジバフウのを囲っていた枠。支柱なのかな?

木の幹が細いうちは問題なかったでしょうけど、太くなることを考えていなかったのでしょうか?

幹が金属の枠に食い込んでます。何年かすれば完全に幹に巻き込まれますね。

その前に何とかしてあげてほしいと願うばかりです。

 

 

 

 

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こちらは完全に クスの幹に飲み込まImg_6073_3れてます。こんな感じで4本のクス全ての幹に支えのワイヤーの枠が飲み込まれています。

木の生命力は驚くばかりですが、痛々しくて・・・。こうなる前に処置できなかったのか、気にもしていなかったのか。恵まれない環境に植えられている上にこの仕打ち。

木の恨み節が聞こえてきそうですね。

樹木の処置のご相談は小杉造園株式会社

何の畑?


さて、写真は何の畑でしょうか?

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答えは、ギンナン。イチョウの木です。良く見ると緑色の実が見えます。

皆さん、イチョウの木というとスーッとまっすぐ伸びた街路樹、神宮外苑の美しい三角錐の並木をイメージされるのではないでしょうか?

しかし、そこは生産用のイチョウの木。人が収穫しやすい高さに頭を抑えています。なかなか、横に枝葉を広げるイチョウの木は見る機会がありません。写真は、東京三鷹市内の生産緑地で撮影したのですが、まだまだ若いイチョウですね。

以前、愛知県の祖父江という町で何十年物の生産用のイチョウの木を見ましたが、おどろおどろしいほどに枝葉を広げた古木が、一種独特の景観をつくっていました。

イチョウはとても生命力が強い木です。掘り取った根を放っておいても芽がでてきます。同じ樹木でも多様な用途、観賞の仕方があるものですね。

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ヘアー


Dscn1695 「いつもと同じで。」

床屋に行くと、たいていそう言います。…なにも言わないことのほうが多いですが。たまに植木の剪定刈込も、床屋のカットにたとえる方もいらっしゃいます。

「いつもと同じで…。」

若い頃は、あんな髪型、こんな髪型してみたかったのでは?アフロに、金髪、ロンゲに丸刈り。いろんな髪型があります。植木はいつも同じ。環境にあったカットでお願いします。

植木だって目立ちたい!?

お任せ下さい。ご希望の髪型に致します。但し…。。

とにかく、試すなら若いうちに何でもやりましょう。

いつか気づくはすです、その人その人にあったヘアスタイルに。自然が一番。

お手入のご相談は小杉造園株式会社

しつけ


先週、子猫の話題がありましたので、今日は植物のペット害のお話し。

ペット害などと書いてしまうと少し言葉がきつく感じられ申し訳ありませんが、ペットのある行為で植物が枯れてしまうのですから、害には違いありません。ペットにしてみれば、飼い主の配慮不足だと怒りたいかもしれませんね。

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写真はタマリュウですが、緑のところと茶色のところがあります。茶色のところは、枯れてしまってもう元には戻りません。これは、猫や犬がおしっこをかけた後です。「お前、見たのか!」とペット愛好家の方には怒られそうですが・・・見てないけど事実です。木の根元もちょっと幹巻きテープに染みができてますよね。

写真は道路沿いのマンション緑地なので、ペットもしたくなるでしょうし、飼い主もさせても良いかな、と思うかもしれませんが、人の家です。冷静に考えてみましょう、自分の庭に他人が飼っている動物が入ってきて何かが傷む・・・怒りたくもなりますよね。そう考えれば、愛するペットの行為ですから、飼い主もちゃんと後始末なり、場所をわきまえるなりしましょうね。

しつけという時は、躾と書きます。所作が美しく見えなきゃいけません。

家の子猫たちは、未だ上手く専用トイレではできないようですから、根気よく躾けていきます。

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