時間


どの位の歳月が経っているのか。

良くある山のお寺の石階段ですが、良くあり過ぎて、ついつい見過ごして、建物や仏像に目がいってしまいますが、こういった風景を表現するのはとても難しいのではないかと思ってしまいました。

まさに時間の成せる業。

あらためて、庭も時間という、次元を踏まえて考えていくことの大事さを感じました。

都市緑化を考える


先日、都市緑化を考える講習会に参加してきました。
講師の先生のお話の中に、
「不透水面(要は地表を覆ってしまっている、水を通さないコンクリート等の人工の舗装や建物のこと)は、汚染物質を流出させ、川や海の水質を悪化させ、敷いては生態系に影響を与え人々の健康にも悪影響を与えている。」という、強い言葉がありました。
地球の長い歴史からみると、ぽっと出の人類の浅はかな知恵で、人間の生活環境向上のために下水設備を整えて、都市の排水機能はとてもよくなってきているけれど、結果、地球規模でみると、すこしずつ環境を壊してきてしまっている。
人間の身勝手な開発行為の一端を担っている我々もよく考えないと、植穴を掘ってるつもりが、自ら墓穴を掘ることになってるかもしれない・・・・とても考えさせられる時間でした。
ここに来て、人もさまざまなことに気づきだしてきているように思います。
当たり前と思っていることも、視点を変えれば、全然違った景色に見えてくる。
もっと謙虚で、柔軟な姿勢をこころがけ、物事に向き合っていかないといけないって思わされました。。
身近なみどりのことにもっと深く思いを馳せて、日々の仕事に取り組めば、日々のありふれた仕事にもまた違ったやりがいがでてくる。そんな気がしました。

実りの季節


街中のいたる所で植栽されており身近な樹木シャリンバイ。
手入れとしては常に刈り込むことが多く、花や実に着目することは少ないのではないでしょうか。
大きく育ったシャリンバイが沢山の実をつけていました。
写真だけ見るとブドウやブルーベリーのようにおいしそうに見えませんか?

気になったので実を割ってみました。

中には大きな種がそのまま入っていました。

食べられる実の部分はほとんどないようです。

実りの季節、いろいろな実を観察してみてはいかがでしょうか。

台湾椿


先日とある現場で撮ったものです。

これは台湾椿(タイワンツバキ)といい、ツバキ科の常緑樹木です。
樹高は15メートルにもなるそうです。

開花時期は10月から2月くらいで、花径10センチくらいある真っ白な花が順次咲き続けます。

この時期落葉樹だと葉っぱが落ちて寂しく感じるので、

お庭にこういう木が1本植わっているだけでも華やかに見える気がしました。

ザクロ


庭木などで見かけることがあるザクロですが、季節的に良く目につきますね。

果皮の中に赤く粒状の実をつけていて、プチプチとした食感と甘酸っぱい味わいが楽しめて健康や美容にもよいみたいです。ギリシア神話にも登場するくらい、昔から人間とつながりがあるザクロ。

日本の気候にも適応しているので自分で育てて観賞してから収穫するのも楽しそうです!

いも


先日、父の畑で子供達と一緒に芋掘りをして来ました。

落花生も収穫しましたが今年は不作でした。。。

いつも収穫の後は畑で宴が始まるのです。

秋は美味しいものがたくさんあり食欲も湧いて来ますね。

食べ過ぎは要注意ですが、たくさん栄養を蓄えてこれからやってくる冬を乗り越えたいものです。

今年は大量発生らしい?


自宅の壁に黒いものがついているなーと思って近づいてみたら、まだら模様のカメムシでした。

調べてみたら『クサギカメムシ』(まちがっていたらスミマセン)。

数日前には『マルカメムシ』(こちらは画像がありません)が植木鉢の陰に隠れていましたし、先月は緑色のカメムシ(これも画像はありません)がブルーベリーの葉の上にいました。

困るのはあの悪臭。

触らなければ何もないんですが、空いてる窓から屋内に偶然に入って来てしまったら・・・

外に干した洗濯物を取り込む際には、注意しましょう。

寒木瓜(かんぼけ)


朝晩が寒くなり、冬が近づいて来るのを感じる日々となりました。

植物にとっても厳しい季節となっている中、現場を巡回していると、さりげなく咲いている紅色の花が目に入りました。

今年の春先に植えた寒木瓜(かんぼけ)の花です。

春に咲く木瓜と品種的には変わらないのですが、開花時期が異なります。

今年の春先に植えたのですが、猛暑や台風にも耐えて、無事開花してくれて嬉しい気持ちになりました。

ちなみに俳句では、「木瓜の実」が秋の季語、「木瓜の花」が春の季語、「寒木瓜」が冬の季語だそうです。季節を感じる事ができる植物ですね。

寒い中、健気に咲いている寒木瓜、皆様も探してみてはいかがでしょうか。

黄色のケムシ


先日お客様の植木を確認しておりました際、ふと視線を落としたところ、アスファルトが黒い為非常に目立つ個体を発見しました。黄色のケムシ!

動きが意外にも早かったのでピントが上手く合っておりませんが、こんなの見たことありますか??ブドウスカシクロバの幼虫だそうです。歩道沿いの上が擁壁になっているので、もしかしたら上か落ちてきてしまったのかもしれませんね。

お庭の虫や病気で困ったことがありましたら、お気軽にご連絡下さい!