台風被害


お盆の間に関東地方に最接近した台風7号。所によってはかなり激しい雨が降ったりしましたが、被害はそれほどではなかったようです。

2016-08-18 台風被害

ところが!。写真は台風が通過した翌朝、筆者自宅の裏の様子です。建物のまわりに植えられている高木のうちの1本が、地上4メートルあたりで折れてしまっていました。幹の太さは折れたあたりで直径15センチぐらい。確かに、木の上部のほうが繁っていて「頭でっかち」な樹形だったうえ、深夜に強風が吹いたのかもしれません。幸い、けがをした方も物損もなく、昼過ぎには出入りの業者さんが回収してくれました。

今回は台風が上陸もせず短時間で遠ざかりましたが、それでもこういう被害も発生しました。台風シーズンはこれからが本番。直撃コースでノロノロ台風だったら、この程度ではすまないでしょう。植栽で気になることがおありでしたら、早めにご相談ください。

大量発生里!?


暦の上では秋に入っておりますが、うだるような暑さは相変わらずです!
先日、とあるお客様のマンションで作業中にはっと驚く物を見つけました!

①

普段は害虫の付く事がほとんどないタマリュウに何かの害虫が大量発生でもしているのかと思いきや、
大量のセミの抜け殻でした(笑)

多分、小さい子供達が集めて置いたのかと思い一安心しました。

 

もう8月後半


夏休みも終わり、8月も後半に入ります。

まだまだ仕事も暑さも続いておりますが、そろそろ和らいでくるのでしょうか。

時期ですので、何度も取り上げてしまうのですが、写真はサルスベリです。

サルスベリ

とてもいい形で伸びておりまして、樹自体が1枚の葉のように見えました。

ある意味これも美だと思いました。

こういった樹形を活かしたデザインも面白いだろうと思いますが、これって次回もこううまく茂るのだろうか…。

暑い


枯木イロハモミジの切り株です。

倒木の危険性を避けるために、緊急的な対応で、作業内にて現場の職人さんに依頼をして、この時は立ち上がりを残して伐採をしました。

暑い

枯れてしまったことが原因なのか、最近の暑さによって乾燥したことなのか、さぞかし辛かったのでしょう、まるで苦悶の表情。

このイロハモミジはお仕事を頂いた数年前から衰弱気味であり、恐らく根に何かしらの影響を受けていたと考えられます。枯れや衰弱の原因はなかなか特定出来ない場合もございます。

しかし、いつもに増して非常に申し訳ないことをしてしまった気持ちでいっぱいになってしまいました。

大切にされている樹木がおかしいな、と感じましたらご一報を!見積と相談は無料です。

シュウカイドウ


まだまだ暑い日が続きますが、立秋を過ぎたので暦の上では秋だそうです。

木陰でひっそりとシュウカイドウが咲いていたので写真を撮りました。

写真シュウカイドウ花

ベゴニアの仲間です。

比較的日陰にも強く、乾燥したところよりも湿気のあるところを好みます。

寒さにも強いので、屋外で元気に育ちます(冬は地上部が枯れて地下部に球根が残ります。)

葉っぱの付け根にムカゴ(小さな球根)が付くのでそれで増殖します。

日本原産かと思いきや、江戸時代に日本にわたってきた植物なんですよね。

そういった帰化植物はたくさんあります。

植物の由来を調べてみるのも楽しいかもしれません。

不思議ないきもの


先日、梅雨が明ける直前に小石川植物園へ行ってまいりました。この植物園は東京大学付属の植物園で、研究の場でもあるようですが、一般に開放されており、植物が好きな人には強くお勧めしたい植物園です。都心では考えられないような広さと、歴史も感じられる素晴らしい植物園です。巨木が多いので上を向いて歩きまわりつつ、たまに下を向いて歩いておりましたら、6月頃から行く先々で探していたものの見つけられなかったものを見ることが出来ました!

160807ムラサキホコリ

写真がそれです。何かわかりますでしょうか?これはムラサキホコリという「変形菌」の一種で、いわゆる「粘菌」です。この写真に写っているのは、植物で言えば花と同じような器官、キノコで言えばキノコそのもので、胞子を放出するための子実体です。この子実体を形成する前は変形体というアメーバのような形をしており、とてもゆっくりとですが、なんと動き回ります…。しかも単細胞という、とても不思議ないきものなんです。自分の好む餌を見つけると覆いかぶさって分解し、養分を得るというのを繰り返し、最後に写真のような子実体を作って、新しい世代の種である胞子を飛ばします。梅雨時期がこの子実体形成の時期で、観察シーズンだったのです。なかなか共感して頂けない話題かも知れませんが(笑)、自分の知らない世界はまだまだ身近にある、というより自分が知らないことのほうが本当に多いんだなぁと、こういういきものを観察していると強く思います。ちょっと気持ち悪いかもしれませんが、興味のある方は変形菌で調べてみてください!

サルスベリ


街を歩くとサルスベリの花がきれいに咲いておりました。まさに最盛期です。

写真はピンク色の花ですが、濃い(赤に近い)ピンク色、薄いピンク色、白色の花のものもあり、そちらも綺麗に咲いておりました。

最近街路樹でも良く見るようになりましたが、多少の環境悪にも強いようです。

013

サルスベリという名前の由来は「樹皮の表面がつるつるしてサルが登ろうとしても滑るから」だそうですが、実際は滑ることなく登れるようです。

リニューアル


ちょっと時間が過ぎてしまいましたが、弊社管理部はユニフォームデザインをリニューアルしました。6月1日の衣替えから変更しております。

お気づきの方ももういらっしゃったと思いますが、背中に小杉のロゴを入れて、より小杉造園と認識していただきやすく致しました。夏はシャツなので背中のロゴはありません。肩の安全第一マークは忘れておりません。

作業着-01

変更に至るまでには、社内周知合意にかなりの時間を要し、尚且つ、ちょこっとの強引さで実現に至りました。

最初見ると、違和感があるかもしれませんが、徐々に見慣れて頂けると思います。

作業着一新しまして、新たな気持ちで頑張ります。

見たいと言っていただける方は、是非現場調査お見積にお呼びください。作業着来てお伺いいたします。