芽生えの季節


樹木も新芽が伸びだしています。

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花ばかりに目が行きますが、新芽だってきれいなんですよ!

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ぜひ、観察してみてください。

季節は着実に春に向かって歩みを進めているんですね。

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3月も半ばを過ぎ、下旬にもなれば、ソメイヨシノの開花の話も聞こえてくるでしょう。

なんとなく気分がわくわくする季節になりますね。

開花宣言!!


まだまだ朝晩は肌寒い時期が続いておりますが、昼間は気温も上がり、だいぶ春らしい陽気となってきました。
3/21(月)には気象庁より、サクラの開花宣言が発表されました。
ソメイヨシノ等のサクラは、まだまだ開花し始めの状況ですので、3/25~27・4/1~3(金~日)の週末には満開の桜の下で季節を感じながらのお花見が楽しめそうとの事です!!

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上記写真は仕事現場の近くに咲いていたサクラです。様々な樹木がこれから芽吹きの時期を迎えます。
寒かった冬に別れを告げ、身も心もウキウキする春をサクラ等の樹木を通して感じてみては如何でしょうか!?

バラの誘引


先日、横浜イングリッシュガーデンに行ってまいりました。
1200種類ものバラと樹木、草花が散りばめられた素敵なガーデンです。

5月以降の咲き誇るバラは圧巻の光景です。
そんな素敵な空間が出来上がる為には、ガーデナーの先生方が冬の間にも一生懸命大切な準備をしてくださっているわけで…。

写真①

とても綺麗なツルバラの誘引。
やたらと枝が横に曲げられていると思われるかもしれませんが、花をいっぱい咲かせる重要な作業の一つです。頂芽優勢といって枝の一番高いところに栄養分を集中させて花芽をつける性質があります。
水平にすることで枝全体に花芽をつけてもらおうというわけです。

写真②

そしてバラのふもと。
ダークカラーの葉ってどのように取り入れたら自然に、美しく見せられるのか。よく悩むことがあります。
ヒヤシンス、ヒューケラ、コクリュウ。服装のセンスがよい人がいるように、草花もまた組み合わせで引き立てあうだなと大変勉強になりました。

写真③

アセビ


アセビが咲き始めました。

3月アセビ(花)

昔から日本に自生しており、比較的成長も遅く、半日陰でも生育する樹木です。また、虫もつきにくい為に古くから庭木としてよく利用されています。

3月アセビ

春先に、鈴なりで沢山の白やピンクの花が咲いてとても綺麗です。ただし、実を守るため樹木全体に毒が含まれており、馬に食べさせるとアセビの毒で酔ったような状態になる事から馬酔木と書くようです。

名前の由来が特徴的な樹木ですね。

我が家の休日


先日、うちの娘が「暇ー!!どっか遊び行きたーい」というので、井の頭公園に遊びにいってきました。

ご存知の方もいらっしゃると思いますが、井の頭公園の敷地内には、井の頭自然文化園という所があって、その中には動物園と水生生物園と遊園地等子供が遊べる施設があります。

わりと近く家族で楽しめるので、我が家では子供が小さい頃からよく訪れます。

サンシュユの花を見つつ公園を散歩。その後自然文化園でモルモットを抱っこして、象の花子さんをみて、お猿さんをみて、小さな遊園地で遊んで・・・いつものコースを周ってきました。

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写真はエゾリスの小屋の中に入って観察できる場所があるので、そこで撮影したものです。

人に慣れていて、たまに肩まで登ってきたりします。

水生生物では魚に餌をあげたりもできます。

そういえば、井の頭公園の池では、現在“かいぼり”をやっているようで、水がありませんでした。ブルーギルなどの外来生物を除去しているそうです。

綺麗な池に戻るといいなーと思いました。

最後はいつものように、公園出口にある焼き鳥屋で飲んで帰ってきました(*^_^*)

子供も大人も楽しい休日が過ごせました。

ちょっとしたお出かけに、皆様もよろしければ訪れてみてはいかがでしょうか。

春散歩


2月末に東京都中央区にぶらりと行ってまいりました。

菜の花

庭園内では、家族がレジャーシートを敷いてお弁当やボール遊び、木々の向こう側

にビル群、なかなか面白い風景が見られる場所であり、良い散歩でした。

4月頃まで菜の花は楽しめるようですよ!!

モクレン


先日、換気のために窓を開けるとふと目に留まるものがありました。ふわふわの毛につつまれたハクモクレンの冬芽です。

ハクモクレン冬芽

冬芽の中には、冬の厳しい環境から自らを守るために硬い鱗片(芽鱗)に覆われているものがあります。
中でもハクモクレンの冬芽はビッシリと細かい毛に覆われていて、乾燥や寒さの対策がバッチリできています。

ハクモクレン開花

3月中頃になると厚い毛のコートを脱いで優雅な白い花が咲きます。枝いっぱいに花をつけたハクモクレンの美しさには思わず目を奪われます。

4月モクレン花

寒さもだいぶ和らいできました。これから初夏にかけては一年でもっともお花の咲く季節になるので、お散歩も楽しみになりますね。

春のきざし


皆様、啓蟄も過ぎ、日中は大分暖かくなってまいりました。

今年は松の内を過ぎたあたりで急に冷え込んで、やっぱり寒さ厳しいのかな?

とも思いましたが先月末辺りから寒さも和らいできた感じがします。

低気圧の影響で、ところによっては記録的な大雪にも見舞われましたが、このまま暖かくなるようなら、今年の冬は短かったなぁ、という感じもいたします。

そんなわけで、最近、外回りをしていると春を感じさせるもの、「花」が目につくようになりました。

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こちらは、ギンヨウアカシア、俗にいう、ミモザですね。まことに鮮やかな黄色の花をつけます。

写真2

こちらは、つぼみが開きつつある、ハクモクレン。もうちょっとで開花です。

写真3

こちらは、ウメ、盛りは過ぎつつあるようですが、鮮やかな白は健在です。

このままの日和だと、今年はサクラも開花が、やや早めになるとの見込みのようです。今年は、夜桜でも見に行って来ようかなぁ。

ネコヤナギ


今日はネコヤナギを紹介します。ネコヤナギの冬芽は1枚の硬い鱗片(芽鱗)につつまれています。

硬い芽鱗

芽鱗がとれたばかりは丸くて柔らかい絹毛に覆われており、その姿が猫のしっぽの様なのでネコヤナギとつけられました。

ネコのしっぽ

しっぽのような状態はまだ蕾です。数日すると絹毛の隙間から無数のオシベ(メシベ)が伸びてきます。
こうして花が咲くと可愛らしいしっぽのイメージとはうって変って、毛虫のようですね。

開花

同じ花でもこれだけ姿が変わります。こういった変化を見つけるのも、植物を愛でる楽しみの一つですね。