2月も終わり今週から3月にはいります。
1ヶ月があっという間ですね。
肌寒い季節からだんだん春を感じる季節に変わってくると思います。
都内では梅があちらこちらに開花し落葉の木々たちにも枝先が新芽で赤く色づいてきました。4月にサクラの開花を楽しむのもいいですが3月に梅の開花を見て回って頂くのはいかがですか?
前記事「シーズンイン」の写真は、見ているだけでムズムズしてきますね・・・
今年は花粉だけでなく、隣国から飛んでくるものもあるみたいで・・・辛い時期でしょうが、気をつけて乗り切りましょう。
さて、写真は横浜市内のある公園。ササがきれいに刈り込まれています。
竹笹類は匍匐茎で横に強く根を張りますので、古くから軟弱地盤の保護植物として植えられてきました。だから、山間の谷地なんかに多いでしょ。
斜面に植えるのは間違えではないのですが、街中で用いるにはあまりにも強すぎます。予想外の敷地まで延びていってしまったり、隣の舗装を持ち上げてしまったりしますので、使用時には十分注意しましょう。
写真の公園では、法尻部分を濃く残してありますが、斜面から流出する土砂を食い止める意図なのでしょうか?そうとすれば、大変なりに計画意図を汲み取ってまじめな管理をしていらっしゃいますね。
歴史ある学校の佇まいって、何かそれだけで素敵ですね。
学生達に語り継がれる学校伝説みたいなのもあったりして。
私の通った高校でも学校中誰もが認めるマドンナがいて、「彼女が手を上げると市営バスがどこでも止まる」っていわれていました。いくら昭和の時代でも、それはなかったと思いますが・・・
写真は、慶應義塾大学の日吉キャンパス。立派に生長した銀杏並木が圧巻ですね。ここまで育つと、美しいビスタとかじゃなくて、スゴイ!って感じです。
いつ植えられたのかなぁ?と興味を持ったため、同大学のHPを拝見したところ、ちゃんと掲載されていました。それによると、昭和9年に植えられた当時の高さ4mほどしかない若木の銀杏並木が写真でみられます。約80年前ですね。
平坦な場所での列植ではなくて、アプローチのなだらかな斜面を登りながらビスタが形成されているため、手前からみると通景線が登りながら収束していってる。ただ、日吉台の地形的な偶然なのか、当時の設計者がそこまで考えたアプローチとしたのか、知りたいところです。
今週からは気温の変動が定期的に来るみたいですが、まだまだ春間近の三寒四温には少し早いのでしょうか?
今日の東京は寒かったので、そんなことをぼんやり考えつつ渋谷の歩道橋を渡っていたのですが、今時の歩道橋はガラス手摺だったりして大きな街路樹の梢部分が良く見えます。
何か、普段は見えないものが見えてしまうのは少し恥ずかしいような、自分だけが知っている優越感があるような、コソバユイ気持ちです。
春が来たらこのように林間をブラブラしてみたいなぁと思わせる真冬の大都会の景色でした。私は花粉を感じないので助かっています。
5年ほど前からはじめたこのブログも、今回の投稿が丁度500回目!延べ数万PVを数えます。感謝。