甲子園のツタ


汗ばむくらいの陽気にここ東京はなってきました。様々な新緑の緑も一様に濃い緑色に変化して夏が迫ってきているのを感じます。

知識不足でお客様にご迷惑をかけてしまったので、今日はそのお話を。

お客様より「ナツヅタ」が欲しいとのご要望をうけました。ナツヅタとは甲子園を覆っているツタのことです。秋はきれいに紅葉してくれる誠に日本人好みのツタです。

Photoナツヅタ植えたはずが、芽が出てみたら新芽って形が違うんです。これってどうなの?生産者に聞いてみたところ3年くらいは上写真のような葉っぱの形をしています。だんだん切れ込みが浅くなり甲子園のツタになるらしいです。

カエルとオタマジャクシの関係性ほどではないのですが、姿が違うとあれ?植えたはずなのにと不安にはなってしまいますよね。

人と同じくナツヅタも性格が丸くなっていくからなのでしょうか。形が変化していくことについて、まだ調査不足です。

皆様も毎年同じと思わず今年のお庭をチェックしてみてください。

ツタのことなら小杉造園株式会社へ!

万歩計


万歩計を買ってみました。

歩数はもちろんですが、歩行距離、消費カロリーや脂肪燃焼量まで表示してくれます。

20120528sanpo

ついでにゴルフ場でグリーンまでの残りヤードも教えてくれます・・・。

成人男性が、1日2800カロリーぐらい摂取した場合、約10000歩を歩くと余分なカロリーが蓄積されないそうですね。

現場へ行ったり、お客さんとの打合せにでたり、電車で移動すると10000歩は行きますね。

ちょっと楽しいこの頃です。

お茶を一服いかがですか。


こんにちは。天体ショーは皆さんご覧になられましたか?スカイツリーの開業に金環日食と空を見上げる日々が続きますね。

そんな空を見ながら、これからの繁忙期を前に一服一休みを。
さて、ちょっと前のお話しになりますが、とある機会がありまして、外国人の方々にお茶を差し上げてまいりました。

04

最初にお菓子をお勧めしましたが、皆さん、和菓子の鮮やかさに「oh!」

ちなみに当日のお菓子です。このときは2月でしたので、2月から3月にかけての花や野山をイメージしたものでした。
お菓子を召し上がってもらった後にお抹茶です。抹茶を飲まれたあとの反応は様々でした。
おいしいという満面の笑みの方もいれば、苦かったのか、正座のつらさもあり、文字通り苦笑いの方もいらっしゃいました。

120523__

実は、このとある機会、弊社で年に二回ほど熱海の研修所で外国人の方々を対象に開講している造園セミナーでの日本文化紹介の時間でございました。私自身、英語はそんな堪能ではないのですが、身振り手振りで参加者の皆様方にお茶を召し上がってもらっております。

次回の造園セミナーは2013年冬開催予定!お抹茶とともに皆さんお待ちしております!
世界に日本の庭技術を広める小杉造園株式会社小杉造園です。

—————————————————————————————————————

Hello.
We hold a small tea ceremony where we served the quests “Matcha,” green powder tea.
Initially Japanese cakes were served and guests were surprised at its vividness.
These are the Japanese cakes which were served on that day.
As it was in February, designs and colors reminiscent of the flowers and hills were used.
Followed by Japanese cakes, Matcha was served and the reaction of the quests was favorable.
While some had a big smile on one’s face saying it was tasty, some had a bitter smile as it tastes.

In fact this tea ceremony as an introduction of Japanese culture at the Japanese Garden Seminar which has been held twice a year for foreign participants.

Though I’m not very good at English, I have tried to explain with gesture to help the guests understand how to drink Matcha.

The seminar is scheduled to be held in spring in 2013 and we look forward your participation and holding tea ceremony and serve Matcha for you!

事例写真


自分で見た印象と撮った写真の出来映えにギャップがあり残念ですが、下の写真はステキな緑化の事例としてお見せしたくてアップしています。

20120521suteki

写真で見るとゴチャゴチャ鬱蒼とした緑ですが、実にバランスよく樹種が配置されていました。図面では、ここまで細かくグランドカバーの配置を図示できませんが、設計者のイメージと職人の技量がピタッとはまるとできるんでしょうね。

ブルガリアの緑を見てしまった


今年の4月初め、ブルガリアに行く機会があった。首都のソフィア市の緯度は、だいたい北海道の札幌市と同じである。バスでの移動中や町の散策をしていると毎年マイナス20度以下になるという。現地の方に話を聞くと、この場所は山に囲まれた盆地のため、夏冬の温度変化が激しい土地だそうだ。

01ソフィア市内ではプンゲンストウヒなどのコニファー類やマロニエが散見された。サクラやレンギョウなどの花が咲いていた。町中で多く見られるシダレヤナギはこの時期にソフィア市であるブルガリア聖教に広まる儀式の一つとして用いられるようで、シダレヤナギの枝や水仙の花をジプシーが道端で売っている。1本1レバ(日本円で60円位)だと言う。

雪が多く残るソフィア市を見下ろす標高2000mのヴィトナ山にも登る機会があったが、シラカバ、トウヒ林があることも、この土地の寒さが厳しいことを表していた。ソフィア市の郊外にある、7世紀に立てられたヴォヤナ協会の側には樹高約三十メートル、幹周り6mほどのセコイアが見事に育っているのが印象的だった。
02

海外へ庭文化を広げる小杉造園株式会社です!

何を見ますか?


花の季節ですねぇ。

ツバキ、ヒガンザクラ、ソメイヨシノ、ナノハナ、ボタンやシャクヤク、フジ、ツツジ、ショウブ・・・

同種の花木や植物をたくさん植えた「花の名所」が各地にあると思います。

この時期、さまざまな名所が見所を迎えますので、休日に掛け持ちで廻らないと見逃す花がでてきますよね。

写真は家の近所にあるフジの古木です。

20120514fuji

ダンゴやヤキソバなど屋台に寄り道しながら花を愛でる。

お金もかからず、いい趣味です。

春の強風


4月の台風並みの強風、皆さんの周辺の植物は大丈夫でしたか。
特に高い建物の周りに植わっている高木は要注意です。高い建物の周辺では、特有の風の通り道があって、強く風が吹きぬける場所があります。そういう場所で、長く手入れされずに枝葉が茂り過ぎている高木は、風を受けやすく折れたり、倒れたりといった被害が出やすくなります。そういう場所の高木は、しっかりと支柱を取り付けることも必要ですが、こまめな剪定で、樹冠を小さく、軽く仕立てておく必要があります。とくにコニファーの類は樹冠が重い上、根張りが不十分なことが多く倒木や傾斜木になりやすかったりします。

Photo_2

そういう場所に植わっているコニファーは、ただ刈込むだけでなく、春先の良い時期に、強めに切り戻し、時に枝透かしをして、樹冠を軽く、風を受けにくくしておく必要があります。写真にあるように、あまり高くせず、枝抜き剪定をしておくと倒木のリスクも軽減できます。

コニファー手入のご相談は小杉造園株式会社へご相談を!

こんなの見たことない


知らない土地では、いろいろな初体験に出会い見識を広げてくれます。

この連休中、皆さんもそんな経験ができましたか?

写真は、ツバキです。牡丹園を見に出かけたお寺にありました。

20120507tsubaki

ツバキって古木はありますけど、生長が遅くて大木を見たことがありませんが、写真のツバキは樹高15m、幹周2m超ありました。

見たこともない自然物に出会うと、畏敬の念に打たれますね。

開花スケジュールが押してます!!


今年は寒さの厳しい冬だった分、太陽光のありがたさをひしひしと実感します。最近では少し暑い位ですね。
植木の芽吹き・開花が心配でしたが、桜前線も無事に北上中。ただし全体的に開花スケジュールがちょっと押し気味です。
蕾のハゴロモジャスミンをよく見かけます。自宅では先週スイセンが咲き終わり、バラの蕾のほころび待ちをしていますが、まだ堅い様子。花びらの色すら付いていません。毎年ゴールデンウィークには満開だったんですが・・・。いつになるやら、ですが、気長に待つことします。Photo_3
害虫との闘いも先延ばし出来ればいいいなあと考えていましたが、ボックスウッドやツゲには、常連のツゲノメイガ(幼虫)があちこちで発生しているようです。
こちらは時間通りでした。

樹木医相談は小杉造園株式会社へ!