海外セミナーご報告


海外セミナーが16日から20日までで終了しました。
今回の短期間セミナーでは樹木の剪定、根回しして移植など、日本の造園技術を学んで頂きました。セミナーの一環で、さいたま市大宮盆栽美術館に盆栽手入の見学に行ってきました。
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盆栽の手入と通常の剪定とはまったく違います。写真の通り使う道具も盆栽用に作られたものです。皆さんメモをとりながら、指導員の方のお話を聞いておられました。

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今回は、樹木の形を作るためのワイヤーがけをしました。
樹木の枝を折らずにワイヤーをかけていく樹形造りの骨格となる作業です。作業はお得意なようで要領よくかけていきました。

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最後は、外に展示されている色々な木の盆栽を見学して帰りました。海外でも盆栽は大人気という事で楽しんでいらっしゃいました。

今回お世話になったさいたま市大宮盆栽美術館はこちらへhttp://www.bonsai-art-museum.jp/index.php

盆栽のご相談は小杉造園株式会社

浅草寺とスカイツリー


今、浅草寺近くの現場で仕事をさせていただいております。

写真は、浅草寺から写した東京スカイツリーです。

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距離にしたら隅田川を挟んで1kmぐらい離れていますかね?

いよいよ学生たちは夏休みに突入ですね。都内の電車は、朝夕ちょっと空きますが観光の方々が増えます。

浅草寺界隈には美味しいものが山ほどありますので、夏休みにお出かけになる方は食べるものもお楽しみください。1日3食とおやつだけでは食べ足りないと思いますよ!

小杉造園のホームページはこちらから http://kosugi-zohen.co.jp

ハトごころヒトごころ


先日、とある物件様の樹木を剪定しておりますと鬱蒼とした枝葉の中から鳥らしき鳴き声が聞こえてきました。Photo

何と、そこには大切な子供を守ろうとする勇敢な親鳥と
すでに割れてしまっている卵がありました。
この親鳥は卵が割れてしまい、子供も死んでしまっているにも関わらず作業中の私に何度も鳴きながら威嚇をしてきました。可哀相ではありましたが、巣と割れていた卵は撤去致しました。
最近では親が子を、子が親を傷つけるニュース等も見かけますがこの親鳥の勇敢な行動には感動させられました。
来年は卵が割れないようにしっかりと育てろよ!と心の中で願わずにはいられませんでした。Photo_3

 

ちなみにですが、鳥の種類はハトでした!Photo_4

植木生育の天敵は、虫や病気に限らず、鳥やリス何といっても人までも無数におります。鳥の生態に関しましてはわかりませんが、
植木に関する鳥獣害駆除と植木に関する事ならどんな事でもご相談は小杉造園に! ⇒ http://kosugi-zohen.co.jp/ 

暑い暑い・・・


暑い時に暑いって言ってはいけませんが、暑いですね。

人間は、冷たいもの食べたり、避暑地に行ったり、エアコンのお世話になったりいろいろなことで暑さをしのぐことができます。

では植木はどうでしょうか?どれもできませんね。

ましてや梅雨明けして1週間も晴天が続いているところで人が水をやらなかったら干からびていってしまいます。

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写真はハナミズキです。特にハナミズキは東京における昨今の夏の乾燥に耐えられないような気がします。写真のものは街路樹で誰も水をあげません。さらに植えられたばかりでした。移植してすぐは普段にも増して水を欲しがります。すでに葉が乾燥して縮れ始めています。

ハナミズキは街路樹のように大きくなる植木ではありません。語感がかわいらしいし、花も可憐なため使いたくなりますが、ひとつ総合的に判断して樹種を選定したいですね。

植える時期、植えた後の管理、植える場所への適性などいろいろ考えて上で植栽したいものです。

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カミキリムシ対応について


ここ最近温暖化の影響か、カミキリムシの発生が多数確認されるようになりました。東京でも南で生育する植物が越冬できたり、クマゼミが確認できるようになってきたりと地球がそろりそろりと変化しているような気がします。

カミキリムシは樹木の栄養や水分を通す管を害して樹木を枯らしてしまいます。症状としては樹木が弱っているなと感じたらあっという間に枯れてしまいます。急に枯れてしまったら、根本をみるとカミキリムシがモグモグと食べて侵入していった丸い穴が開いていますので、こちらも確認ポイントです。

PhotoPhoto_2枯れた木の内部をみていると大きなカミキリムシが入っていました。 

 
そこで防除の対策として出光興産が販売しているバイオリサ<カミキリ>スリムという微生物防除剤(殺虫剤)を試してみました。

Photo_3Photo_4今後の効果を期待し継続観察いたします。

植木のご相談は小杉造園株式会社

接道緑化は重要


特にマンションや公共施設のような大型建築では接道部の緑化って大切ですよね。

接道部における緑の量が、その建物の印象を大きく左右すると思います。多ければ良いとはいいませんが、フェンスやブロックより生垣、生垣にも下草を添える方が、更には思い切って緑地帯を設ける方が居住環境として、不特定多数が利用する施設として印象が高まりますよね。

もちろん経済効率を高めるため、土地の高度利用を図るため、目一杯敷地を有効活用することは必要ですが、法令で定められた緑化義務でも最も効果の高い位置へ緑地を配したいものです。「経済的にペイできるボリュームの建物を配置した結果、残ったエリアを緑地にします」では、あまりに寂しすぎます。

写真は歩道状空地があり、更に奥行き2.0メートル程度の緑地を取った事例です。特別な樹木は植わっていませんが、とても緑環境豊かな印象を受けませんか?

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遮蔽フェンスや生垣を設けなくても十分に1階住戸のプライバシーも守られています。これで道行く人からの見え方にもっと配慮した樹種選定と配置がなされていたら、更に雰囲気が高まると思うのですが、皆さん、どうお感じになりますか?

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カイロ団長


昨日は七夕でしたね。すっかり宣伝するのを忘れていましたが、弊社でもササの納品やレンタルを行なっております。来年はしっかり事前告知します。

七夕の頃になると個人的に思い出すのが宮沢賢治。星のお話がでてくるのでなんでしょうか。なぜだか読み返したくなります。

宮沢賢治の本の『カイロ団長』というお話には蛙の庭師さんが登場します。よく働くのですが、お酒好きが過ぎて騙されてしまって無理な労働をさせられてしまいます。弊社の職人さんもお酒をたしなむ人が多いですが、でも社長に騙されて働いているわけではありませんよ。

Photo猛暑という言葉を今年もあちこちで耳にし始めた中、日陰のない庭で延々除草作業をしていたのを屋上から見ていてカイロ団長を思い出してしまいました。

職人さんは毎日外にでているので、猛暑の中でも自分の体調と相談しながら、水分補給をして作業にあたることができます。それでも、熱中してしまって調子を崩してしまうこともあります。

そろそろ、草が伸びてきてどうしようもないから、除草でもしようか!と思っていらっしゃる皆様は、慣れない外作業で体力を消耗してしまうため熱中症に十分注意してこまめなお休みと水分補給を行ないつつお庭に出てください。

お手入のご相談は小杉造園株式会社

デイゴの花


とある公園で撮影したアメリカデイゴの赤い花です。

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沖縄出身の歌手が唄う有名な曲の歌詞にもあるあのデイゴです。

赤い情熱的な風情がいかにも南国のイメージですね。

事実、南国原産の樹木ですが、関東でも北の方へ行かなければしっかり育ってくれます。

この公園には何故かライラックも植わっていましたが、こちらは暑さに負けて葉が縮れていました。ライラックといえばイメージは北海道ですものね。

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