梅雨/the Rainy Season


梅雨とは日本で6月頃に続く長雨のこと。この時期に咲くのがアジサイというお花。

世界中で500品種以上のアジサイが存在するそうです。
会社の周りを10分程度歩いただけで、写真のように色とりどりのアジサイが個人のお庭に咲いています。

日本の土壌では、挿し木で根付きます。ですから、個人のお庭で見つけたお気に入りのアジサイ品種をおすそ分けしてもらって増やすと言う事もできます。
アジサイは放っておくと2m近くまで生長します。狭い日本の庭で楽しむには剪定が必要です。
剪定方法は、花が終わった後2.3節下で切り戻すと花が翌年も咲きます。
しかし、それではそれだとだんだん大きくなっていくので、
お客さんには、株の半分ずつ地面まで切り戻して小さく保つようにしているところもあります。

雨が続くどんよりとした日々が続きますが、青・赤・白と様々な色と形を見られて、外を歩くのが楽しみです。

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お問い合わせは小杉造園株式会社

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rainy season during June in Japan.Hydrangia is one of the plants bloom during this time.It is said that over 500 variety of hydrangea exist in the world.

Walking for 10 minutes or so, I can find so many different hydrangea in my neighbor.

Cutting method will make hydrangea grow in Japanese soil.  Ask anybody who owns a hydrangea of your favor, you can usually grow it in your garden.  Typical hydrangia grow over 2 m in height.  It means you need pruning.  Cut for two or three twigs downs from the tip of hydrangia, flower bloom next year.

However, it will grow big if you prune the method above, thus cutting a hydrangia half to maintain the size smaller in some cases among my customers.

カツラ


品川駅港南口の品川インターシティーに植わっているカツラです。

この木が植わってから年に数回は毎年見る機会がありますが、年々生長して立派に育っています。

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当初は建築の外構としてのデザイン色を強く感じましたが、樹木が大きくなるにつれ自然の雰囲気が濃くなってきています。

写真の高木はカツラという木ですが、左右対称の樹形、ハート型の葉、秋の黄葉が美しく私も好きな樹木の一つです。特に感じたことはありませんが、ほのかに良い香りもするらしいですね。

美しいのですが、生長が早いため狭い場所には植えられない、強い西日や乾燥した土地を嫌うなどなかなか気難しい側面もあります。美しいものは、それぐらい難しい方が美しさも際立つのかもしれませんね。

小杉造園のホームページはこちらから http://kosugi-zohen.co.jp

竹は素敵ですよ


以前お客様から聞いた話ですが、隣地からニョキニョキとタケノコが進入してきて、家の畳のしたからタケノコが顔を出したと逸話もあります。近隣さんへのご配慮も考えて、心して竹を植えて下さいね。

確かに竹の真っ直ぐなラインは締まって見えて素敵だと思います。きちんと基礎工事とメンテナンスを考えてもらえれば都心でも利用できると思います。

ちょっとそこまで無理な方は都心で竹を楽しみたいのであれば、仕切りにご利用下さい。Img_1019_5

こちら某美術館でみた鉄砲垣

P8260126_4 こちらはよく個人宅でも見る四ツ目垣

この他垣根のデザインは様々あります。お宅にあったデザインを楽しんではいかがでしょうか。青竹から徐々にあせるのを楽しむのもワビ。ただし、自然なものなので腐って約5年ごとの取替えが必要です。人工の竹垣も売り出されていますが、目に留まるものだし、風情を考えてと自然竹を利用する方が比率的に多いです。

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ちなみにこちら海外での竹利用。イタズラ書きに利用されるなんて、私初めて見ました。

竹垣のご相談は小杉造園株式会社

竹は素敵ですが


しっとりした通り庭に植わる竹、裏庭で風にそよぐ竹林、はたまたモダンなデザインの新建築に対比した竹・・・いずれも素敵なイメージが眼に浮かびます。故にお客様も竹を庭に植えたいとご所望される機会が多いものです。

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一昔前の竹のある風景をイメージしてみてください・・・イメージできましたか?学校の裏山、おじいちゃん家の斜面地、広い河川敷などの風景が思い浮かびませんか?もちろん竹の庭なんてのもありますが、あれは粋人が管理する特殊事例です。

そう、押し並べて土壌が柔らかく不安定な場所に竹は群植されています。雨後の竹の子というほど梅雨時の竹は勢いよく生長し、破竹の勢いというほど力強く根を伸ばします。だから土壌の安定化を図るために先人たちは、不安定な土地に竹を群植したのです。

ひるがえって現在の都心部で竹を植えたらどうなるでしょう?落ち葉が年中ある、とんでもないところから竹の子が出てくる、強靭な匍匐茎(根が横に伸びていきます)がブロック塀を傷める・・・なんてことが考えられます。ご近所さんに怒られちゃいますね。

もちろん根が想定以上に伸びていくのを押さえるための商品なども販売されていますので、ちゃんとした設計事務所や造園会社はそのような対応を考えた上で竹の景観づくりを提案しています。

竹を植えようかな・・・とお考えの方々はお気をつけください。

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季節もの


梅の木に実がなっているのを見つけました。梅雨という位ですから、まさに今が旬ですね。スーパー等でも梅の実が売られているのをよく見かけます。

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梅の実に含まれるクエン酸という成分は疲労防止、疲労回復効果があるらしいです。どんよりした天気が続き、何かと疲れやすいこの時期を乗り越えるのに、梅を利用するのはいかがでしょう。梅干や梅酒でも作ってみようかな。

お手入れのご相談は小杉造園株式会社

表参道ヒルズ考


表参道のケヤキも春のフレッシュな緑から、夏の色濃い緑になりました。

ケヤキの間から見える表参道ヒルズは、できてからもう5年になるのですね。改めて「いつできたんだっけ?」って調べてみたら“もう”5年ですって。

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かつての同潤会アパート(私も27年前に初めて見に行ったなぁ・・・)を意識した外壁にもアイビーが這い伸び、徐々に時をかさねて新しい風情を作りつつありますね。

同潤会って関東大震災後に義捐金で本格的な耐震耐火構造の集合住宅を造った財団法人(だったと記憶していますが・・・自信ありません)ですが、このような背景をしっている方々がはたして何人いるのかと、通りを行き交うオシャレな若者たちを見て思うのでした。

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シンボルツリーにいかがでしょう6


久々ににシンボルツリーご紹介。

今日の曇り空も忘れてしまったくらい、お外に出ていて金色の花が目に止まってしまったのでご紹介です。

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ビヨウヤナギというお花で、最近の女性のまつげのように長ーく伸びた糸状のものは、おしべです。うようよとたくさん伸びてますが、黄色の色味のせいなのかうっとうしくなく伸び伸びと感じられます。

梅雨から夏に花を咲かせ、案外と夏の乾燥に強い樹種です。公園にもよく植えられています。低い低木にカテゴリー分けされますが、一株でも大きく幅をとって十分見ごたえがでます。冬には葉を落として何もなくなってしまうのがちょっと残念。

個人的にこのお花を見ると、同色のビールを思い出してしまいます。だんだん蒸してきてビールがおいしく感じられるようになってきたこの季節。お花を眺めながら飲むのはいかがでしょう。

シンボルツリーのご相談は小杉造園株式会社へ

週末、歩く、走る


久しぶりのスポーツは、気持ちのよい晴天でした。

林に打ち込んだ時・・・の風も爽やか。

緑の芝生に新緑、透き通るような青い空が気持ちよかったですよー。

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キャディーさんにコース内の樹木をレクチャーしながらのラウンドでした。

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徒然むし日和10


春になり害虫姫からのお知らせです。気がつくと10回目になりました。 天気が不安定とはまさに今週を指すのでしょうね。皆様お体ご自愛下さい。しかし、害虫達はドンドン増殖中です。

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この春、私たちの目を楽しませてくれたコブシの優雅な白い花は散り、新たに芽生えた葉もようやく硬くなってきました。ところがよくよく見てみると所々に葉のついてない枝があります。Dscn3867

P5260109_2近づくと、そこには体をのの字にまげた小さな幼虫がいました。これはコブシハバチといって、この時期になるとコブシやモクレンの葉を食害する虫です。コブシハバチの幼虫は大量発生するうえに食欲旺盛。ほうっておくと木をまる坊主にするため、早期対処が鍵となります。殺虫剤か直接捕まえて殺す事が対策です。

感覚ですが、一度着いてしまうと発生率が高まる気がします。一度着いたら来年も殺虫作業を心しておいた方がいいかもしれません。

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