これなーんだ?


ベンチの座面に突起物。これなーんだ?

最近よく見かけますが、ベンチに横たわって長時間占用されてしまうのを抑制するための処置ですね。世知辛い世の中というか、これで迷惑を被る人が助かるのなら良しとするか、イマドキのデザインです。

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それはさておき、このご時勢に華美な意匠性は何を主張しているのでしょう?

はい、これは鵜飼いをモチーフとしていますね。ということで、どこの自治体なのかだいたい想像がつきます。背後には、黄金色の織田信長像もあります。イマドキ、このセンスと金遣いはどーなのでしょう?

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夏の花木サルスベリ


春の花の咲く樹の多い季節が過ぎ、夏の時期に人目を楽しませてくれる樹木と言えば、サルスベリではないでしょうか。
ピンク色や白色のもこもことした花が咲いているのを見かけると、それだけで元気がもらえたような気持ちになります。

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サルスベリは落葉広葉樹で、7月頃から10月頃まで、白や薄紅、紫紅のフワフワした形の花びら花を咲かせます。とても長く約100日間咲き続けることから、別名を百日紅(ヒャクジツコウ)とも言います。

また、サルスベリと言う名前の由来にもなっている幹はすべすべしていて、猿も滑り落ちそうという表現も納得が行きます。幹の色は、樹皮が薄く剥がれることにより淡い紅褐色をしていて、とても奇麗です。

うどん粉病という病気が付きやすいのがデメリットですが、風通しよくお手入れしていれば軽減されす。何より夏の毎日を華やかに彩ってくれて、植木屋にとってはヒマワリと共に夏のお花です。

今日から東京も涼しくなる模様。サルスベリもそろそろ咲き終える頃です。

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ソテツの庭


ソテツの庭っていうと、どんなイメージがありますか?

学校の正門、ゴルフ場のクラブハウス、そういえば桂離宮にもありますね。

ちょっと昭和の香りというか、エキゾチックというか、ある意味厳かな感じというか、形容し難い印象があり、個人的には好きです。

写真は、ある高級な住宅街のマンション。ご覧いただいているのは、一部分ですが、なんとこのマンション、外周部はすべてソテツ。30株以上植わっているかな?一戸建ての区画も大きい立派な住宅街の風景にあり、浮きまくっています。

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でも、低層の建物に、石や下草と組み合わせた正統的なソテツ庭のデザインと上手な施工が功を奏し、そのマンション単独で見るとまとまっていました。どういうコンセプトから「ソテツ」に行き着いたのかとても知りたい・・・

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徒然むし日和9


虫愛ずる害虫姫よりお知らせです。

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キラッと光沢のグリーンに光るぶんぶんコガネムシさんです。

穴だらけのアジサイはコガネムシさんの 食害アートです。私見ですが、ここ数年で害虫として飛躍的に発生率が急上昇してきた、注目の害虫です。

コガネムシさんは、成虫は写真のようになんでも葉を食べて穴だらけにします。幼虫は土の中に潜り植物の根を食べます。

ある日突然、植物が枯れてしまった・・・そんな時は根っこにカブトムシの幼虫のような白いイモ虫がいるかも知れないと疑ってください。

成虫は殺虫剤が効きますし、幼虫は土壌に殺虫剤を水で溶いて流すと効果があります。

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夏の日の思い出


台風が、夏を連れて行ってくれたのでしょうか?9月も中旬を迎える頃になり、ようやく寝苦しい夜から開放されそうですね。

写真は、夏休み最後の週末に息子たちを引率してテニス大会に行ったときのものです。

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いやー、暑かった。

なぜか、高木が芝生広場の西側にあって、昼の暑い日ざしをさえぎってくれない。東南側にあるとテニスコートに西日の影を落とす可能性かあるからか?理由は分かりませんが、みなさんテントを持参し、昼食場所の日陰を確保していました。

テニスで戦っている学生たちも暑いでしょうが、見ている引率者も大変でした・・・

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メジロに癒されて


先日、とある物件様の樹木を剪定しておりますと鬱蒼とした枝葉の中から可愛い鳴き声が聞こえてきました。そして、そこには自分よりも数百倍も大きな人間を目の当たりにしても逃げない勇敢な親鳥とまだ生まれて間もないだろうヒナと今にも殻を突き破ってヒナが出てきそうな卵がありました。その鳥は目の周りが白にふちどられて、綺麗な鳴き声でさえずるメジロでした。

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樹木の剪定は我々の仕事でありますが、ひとまずはヒナが巣立つまでは巣がある部分のみ剪定を控えさせて頂きました。どの部分かわかりますか?

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マンションのど真ん中という非常に厳しい環境の中でこのヒナが無事に巣立ってくれと願わずにはいられず、この猛暑で夏バテ気味だった心身が何となく優しい気持ちで満たされた気持ちの良い日となりました。

鳥に関しましてはわかりませんが、植木に関する事ならどんな事でもご相談は小杉造園に! ⇒ http://kosugi-zohen.co.jp/

いつまでつづく、


この暑さ?

猛暑日や熱帯夜が観測史上最高を記録するこの夏は、いつまで続くのでしょうか。

いいかげん、参ってしまいますね。

人間がこうなのですから、自分で涼んだり、水分補給したりできない植木たちはたまったものではないでしょう。かつて、ロサンゼルスで仕事をしていた頃、植木屋の最初の仕事は、排水ドレインを掘り、スプリンクラーを設置することでした。もともとは砂漠のような土地、スプリンクラーがないと、サボテンぐらいしか生えない気候なのですね。日本もそのうち、スプリンクラー屋さんが大もうけする時代になってしまうのかもしれません。

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写真は、ある駅前の園芸ショップ軒先に置かれたミスト発生装置です。しばらく見ていると、部活帰りの学生や小さな子供たちが、キャッキャッ飛び跳ねながらふざけあっていました。

すぐ横にあった気だるそうな街路樹にもかけてあげたいような暑い日でした・・・

私たちも、この夏の仕事は水やりだけで大変なものでした。皆さんもご自宅の植木は大丈夫ですか?極度の乾燥で葉が茶色くなったりしていませんか?いつもより少しだけ目を向けてやって、クターッとなっているようでしたら、朝夕の涼しい時間に水をあげてください。真昼間では、蒸れてしまいますので気をつけて。

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草刈


今年は猛暑ですネ!

私の知り合いの奥様が看護士をされているのですが、最近日中に救急車で運ばれてくる方のほとんどは、作業服を着ている方とのことです。熱中症は本当に恐ろしいものです。外にいて日に当たっているだけで汗が止まらないという環境下で作業を行いますので、弊社作業員も毎日梅干と塩飴を口にして、水分補給をしながら、とにかく無理せずに早めに休憩をとって十分に注意しながらの作業を行うことようにしております。

そんな真夏に多い作業が写真のような草刈作業。日陰のない中での作業なので、本当に大変な作業です。それに対し、雑草の皆さんは本当に逞しい…。この暑さにもめげずにどんどんと生長していて、現場にお伺いしたときには写真の作業前の状態です。草丈があるので、遠景の写真が撮れず、草だらけでなんだかよくわかりません。草刈機に絡まるクズに悪戦苦闘しながら作業中写真のように一つ一つ草を刈っていきます。そうして朝から始め、午後になってようやく草刈完了。作業後写真のようになりました。

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そして最後の写真が、この草刈を行ってから20日後のクズの状態です。根系からツルがもうこんなに伸びてきています。きゃー!なんか、妙にグロテスク!恐ろしきクズの生命力。これら雑草と植木屋との戦いは永遠に続きそうです。でも負けずに頑張るぞ!

草刈のご相談は小杉造園株式会社まで。