東京は、梅雨明けが発表されるのを見越したように、梅雨空が戻ってきました。
子どもたちが夏休みに入っても、湿っぽい天気が続いています。
さて、写真の黒いカバーは「寒冷紗」といいます。畑でも良く見かけますね。
「寒冷紗」・・・見るからに涼しそうな名前です。用途もそのとおりで、写真にある寒冷紗の下には、芝生が置いてあります。強い陽射しから芝生を守っているわけです。
この寒冷紗、オールマイティーに使えます。
冬は、防寒・霜除け・防風・風による水分の蒸散防止など。冬場に植栽した常緑樹をマントのようにすっぽりと覆って保護することが多いのです。
夏は、遮光・地温の上昇防止など。文字通り、植木を暑さから守る日傘みたいなものでしょうか。緑や茶色のものもありますが、黒色が一番遮光率に優れています。
どうか皆さん、私たちが暑いように植木も暑がっていると思いますので、朝夕の涼しい時に水やりしてください。旅行などで留守にする際には、鉢植えなどの水やり対策もお願いします。
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