ブルガリア訪問記3


さて唐突ですが、ブルガリア訪問記の最終回です。

最初の写真は、人口数千人の小さな村のバラ祭りを訪れた際の写真です。

090627koujo

パレードや村の方々の出し物が終わった後でバラのエキスを抽出する工場を見学させてくださった際の一枚。あの花びらからポタポタと抽出するわけですから、花びら何トンでエキス数リットルの世界です。気が遠くなりますね。

次の写真は、日本からもツアーがあるような大きな街のバラ祭りを訪れた際の写真です。

090627bara

パレードの先頭を歩く市長さんと今年のバラの女王です。このあと、各地域やサークルの団体がそれぞれのユニフォームで街の目抜き通りを練り歩きます。

地元のお祭りと思えば充分なのですが、ブルガリアが世界に誇るバラをきっかけに広くアピールするためには、もっと外向きなイベントがないと2回目は訪れられないなぁ。

今現在は直行便がないので、トランジットを含め18時間も移動にかかるブルガリアですが、おおらかで親切な皆さんに大変よくしていただきました。今度は、国立大学の皆さんを日本に招待する予定なのですが、その方々が東京の街にどのような感想をもたれるのか・・・再会は楽しみですが、いささか心もとない気分です。

徒然むし日和3


虫愛ずる害虫姫よりお知らせです。タカラダニ

弊社がお手入するお客様からいろいろな虫の相談が寄せられます。梅雨のシーズンによく問合せがある虫達を紹介します。

ベランダや外の壁など赤い虫がチョコチョコとお散歩しているのを見かけた事がありませんか?真っ赤な体が良く目立つので、人や植栽に危害を加えるのでは?とお問合せがきます。

タカラダニはコンクリートがある場所に生息しており、植木に影響はありません。食べ物は花粉だと称されているため人には危害を加える事はありません。

Photo_4 梅雨時(5月~7月)に発生しますが、その後どこに行ってしまったのと気付かなくなるくらいに見かけなくなります。小さいお子様をお持ちの方は気になるかもしれませんが、”季節もの”としてお見逃し頂けると幸いです。

  植木の病虫害相談は小杉造園株式会社

閑話休題


毎週月曜日のブルガリア訪問記は、今週お休みをいただきます。

今日はお知らせをひとつ。

今週土曜日の6月27日 TOKYO MXテレビの「ザ・リーダー」という番組で、小杉造園が特集されます。お昼12:00から12:30です。どうか、お見逃しなく。

レポーターできてくださった、パックンマックンのマックンのブログでも写真つきで紹介してくださっていますので、見てくださいねー!

小杉造園のホームページはこちらから http://kosugi-zohen.co.jp

ブルガリア訪問記2


今回もバラ祭りのことはしゃべりません・・・引っ張りますよー。

さて、下の写真はベログラドチクというところにある奇岩群と要塞です。まさに自然の不思議なのですが、この要塞から眼下を眺めると、緑たっぷりの風景の中に赤茶の瓦屋根・白い壁。その先は、地平線にも見えそうな標高の低い山並み。視界が開けて、風が抜ける風景って東京では拝めませんものね。ちょっとだけ、心洗われました。

090615yousai

下の写真は、建設業に携わる方のみ「ほぉーっ」と感心してください。

石積みの壁なのですが、目地を浮き出してあるんですよね。日本の左官技術にも、このような様式がありますか?ご存知の方、教えてください。

090615shuudou

ガイドさんいわく、ブルガリアには地震や台風がないそうで、日本人が見たら実に頼りない建築の構造をしています。数階建てのビルの支保に皮付きの丸太(3寸くらい)ですから・・・恐ろしい。瓦も置いてあるだけのところが結構目に付きました。歩道歩きたくない・・・

次回、いよいよバラ祭りの写真が登場か?

小杉造園ホームページはこちらから http://kosugi-zohen.co.jp

雨の作業


Dscf5157天気予報に目が離せない時期になりました。お天気仕事の造園屋さんとしては、明日のお天気に一喜一憂です。

造園屋さんは雨の日お休み?なんて思われてお問合せがくる事もありますが、作業によっては雨でも実施する場合があります。

この日は中庭の部分改修。カッパを着て、ゴム足袋を履いて雨対策を整えて作業に挑みました。さすがに土の上を歩きまわるだけに、ドロだらけになっていましたが・・・

Dscf5175 特にマンションさんは、多数の方々が行き来する中での作業ですから、職人さんも作業だけしている訳にはいきません。中庭は人のとおりがただでさえ多い場所。雨の日だと傘をさして通りますから、なおさら居住者様にご迷惑がかからないように、シートをひいてドロが飛散しないように養生し、安全用にカラーコーンを立てて往来範囲を確保しました。

雨の日は、通常の作業時よりも作業・安全対策への配慮点が増えるため、作業は大変ですね。

マンション植栽管理は小杉造園株式会社

ブルガリア訪問記1


5月末からブルガリアのバラ祭りを見学に出かけていました。今日から数回に渡り、訪れた街や施設をいくつかご紹介させていただきます。

ブルガリアといえば、ヨーグルト・琴欧州関・バラ・ワインでしょうか?まさにイメージどおりの旅行となりました。皆さんの親切なお人柄と相撲のおかげだと思いますが、親日家の方ばかりで、ホテルやレストラン、お祭り会場など、行く先々でサービスしていただいたり、「日本人ですか?」と話し掛けてもらえました。

先ず最初の写真は、初日の昼食にいただいたデザート。羊のミルクで作ったヨーグルトと自家製のイチゴ。日本でいう500mg以上のヨーグルトと2パックほどのイチゴが一人前のデザート。とても食べきれませんが、お客さんを招く時は食べきれない料理を出すのがブルガリアの礼儀なのだそうです。イチゴは、甘味が濃厚で本当に美味しかったです。ちなみに、メインディッシュはウサギのお肉でした。

090608ichigo

次の写真は、首都ソフィアにある国立森林大学の演習施設のゲストハウス。同大学の造園学部長と生態学の教授が、施設を案内してくださいました。トチノキ、ボダイジュ、スモークツリー、スモモなど日本でもおなじみの樹木が多く見受けられました。この施設、なんと7,000haもあり、車を使ってもとても一日では見て回れませんでした。

090608daigaku

今回の訪問のメインになるバラ祭りの話題は、まだまだ先のご紹介です。

現地でお願いしたブルガリア語の通訳氏は、東京造形大に留学経験があり、井の頭線駒場東大前に住んでいたそうです。なんと、小杉造園の隣の駅です!世界って狭い!

小杉造園のホームページはこちらから http://kosugi-zohen.co.jp/

匠シリーズ2


匠シリーズのご紹介第二段は、京都に工房を構える「鉄の匠」です。

彼らが扱う鉄は、ロートアイアンと呼ばれる鍛鉄(たんてつ)で、高級感を備えた落ち着いた空間を作り出します。

Iron

ヨーロッパでは、古くから建築意匠に使われていましたが、日本ではかつて刀剣や農具の一部に使用された程度で、建築資材としては、あまり表舞台には登場しなかったようです。

型から同じ形状の物を量産する鋳物(いもの)や、軽やかなアルミ、ステンレスなどと異なり、その重厚感たるや「さすが!」の一言です。

また、職人達が鉄を熱し、何度もハンマーで鍛え、自在にひねり出す曲線は優雅でもあります。たしかに高価なものでありますが、外構フェンスをロートアイアンで飾った建売住宅は売れ行きが向上したというお話しも聞いたことがあります。

小杉造園カタログショップでは、お求め安い小物からオリジナルの逸品のご相談まで承っております。ぜひ、こちらからご覧ください。 http://kosugi-zohen.co.jp/catalog/list_cn01.htm