お花見は注意しないと


ハゴロモジャスミン サクラが終って季節も春から初夏へと変わっていきます。気温の上昇につれていろんな種類の花が咲いています。

今はオオムラサキツツジやモッコウバラやフジとかハゴロモジャスミンなどなど。サフィニア

私達造園屋さんもフと足を止めてみてしまうほど丹精にお手入なさっているお庭がありますよね。ついつい歩いている時に周りを見渡して綺麗に咲いている花木を見つけ、知らないお宅を覗き込こむんでしまいます。これくらいならかわいいものですが(これでも充分怪しい)、これが車に乗っている場合だったらと危険です。よそ見運転になっていまいますから注意がそっちにいってしまい、ヒヤリなんてこと・・・。フジオオムラサキツツジ

 

 

 

 

 

運転中のお花見にはくれぐれもお気をつけください。見に行くときには必ず車を駐車して、降りてから見に行きましょう。

お花好きであれば、お庭で作業されている見知らぬお宅の方ともお花談義が広がることもあります。ゴールデンウィークにお散歩してご近所さんとのコミュニケーションを図ってみてはいかがでしょうか?

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花の季節ですよ


東京は、ハナミズキやサツキの花が真っ盛りを迎えています。

Mokkoubara

写真は、ご近所さんのモッコウバラです。アップの写真ですが、実は駐車場の屋根全面を覆い、2階まで届く立派なものです。花が咲き始めましたので、初夏までには白い花の天蓋ができあがることでしょう。

モッコウバラは、つる性の常緑樹です。バラだけど棘がない!

昨年植えさせていただいたお客様のお庭では、日当り良好で1年でゆうに1m以上は伸びていました。バラにしてはとても強く、特別なメンテナンスも不要なので育てやすい。

小振りな花を非常にたくさんつけてくれます。私の知っている範囲では、花は白と黄色。それぞれ一重と八重があります。大きく広がっていきますので、植える場所には気をつけてくださいね。

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大きなカキノキ移植②


前回。カキノキ移植の続きです。

移動の当日は大雨で大変でした。移動が終了したとたんカラッと晴てきて日頃の行いが悪いのでしょうか…

移植にはクレーンとトレーラーで移動、立て込みます。大木が移動するのを目の当たりにするのは圧巻でした。 昔はこれを全て人の力だけでやっていたかと思うと気も遠くなってしまいますね。

クレーンでつる際には、木を傷つけないように、周囲の安全を確認しながらそっと吊り上げます。 樹木移植2  樹木移植3 樹木移植1

動かすこと事態が大変なストレスとなりますし、根っこもだいぶ切ってしまい、この大きな体を支える為の水の吸収が難しい為、移動先では水遣りを十分に行います。あまりにもビックサイズだったため一晩中水を与えても鉢の中が満タンにはならなかったそうです。

Photo_2大変な時間と労力をかけて無事に移動完了しました。あとは元気に根付いてくれるのを祈るばかりです。

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花の季節ですね


東京では、サクラ(ソメイヨシノ)の花も散り、いよいよ春の花の季節到来です。

Jasumin

写真は、ご近所さんのカロライナジャスミン。

巻いて登はんするタイプの蔓です。上方向によく伸びるため、日当たりの良い場所のフェンスなどには最適です。常緑なので、生長すれば充分な目隠し効果も発揮します。

何といっても、鮮やかな黄色い花が春らしくていいですね。時々、冬時にチラホラ咲いているのも見ますが、狂い咲きではなくてそういう性質もあるのでしょうか?

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大きなカキノキ移植①


  高さ10m、横幅7m、樹齢およそ約250年。大きな大ききなカキノキ移植です。
カキノキ移植前樹木の移植は新しく植え替えるよりも費用がかかります。エコや環境が流行りつつも、お金をかけてわざわざ移植を施すことは少なく世情です。今回はお施主様のご自宅の改築に伴い、代々お家と共に残されてきた大切な樹木を守る為、お施主様のご意向で移植する事となりました。 こんなに大きな樹木の移植は滅多にないお仕事です。お施主さんにご了承を頂きその風景ご紹介させて頂きます。

カキノキ移植根巻

カキノキ移植根巻中

カキノキ移植根巻後大きな根っこを傷つけないように、土が崩れてしまわないように最小限の根をのこして回りを養生します。ちょうど人がケガをした際の包帯のようでしょうか。根っこの大きさにビックリ。掘りとって根を周りを保護するだけで2日間もかかりました。若い職人さんは滅多にない大掛かりな作業に大奔走です。

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がんばれ、都会の花たち


東京は、初夏を思わせる陽気が続いています。

都内を歩いていて、たまたま写真のような小さな看板に目が止まりました。

Kadan_2

「只今、荒地に花を育てる、実験中」と書いてあります。

わざわざ荒地に育てなくても、狭い場所なので土を入れ替えればいいのに・・・と、事情を知らない私は思いました。公園(公共用地)の一部を住民の方々が自主管理花壇にされていらっしゃる場所です。

その脇には、「花を取っていかないで」の文字と、困惑した表情の女の子のイラストが描いてありました。

都会では、花一つ咲かせるのも大変です・・・

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芝生のあるお庭


サクラも咲きいよいよ春と呼べる気候になってきましたね。
この季節、新居を構える皆様や新天地へ移り住む方もいらっしゃるかと思います。小杉造園が管理する芝生のお庭

お庭を持った方がまず最初に思い描くのが、ゴルフ場のようなきれいな芝生のようです。この時期個人のお客様から必ずご依頼がきます。しかしながら、芝生は日照条件が生育を大きく左右する必須条件です。狭い一戸建て住宅の日当たりの悪い条件では、正直なかなか難しいところもあります。

「洋芝って日当たり悪くっても大丈夫なんでしょ」と問われることもありますが、よく使われるコウライ芝よりも日陰に耐えられるという事であって、まったくの日陰ではやはり生育が不良になります。最近は色々な情報が流通しているせいか、日陰のお庭でも芝生がと胸躍らせて聞いてこられる方もいらっしゃいます。

弊社でも、色々な経験から芝生をお望みのお客様に最大限の自助努力を行いますが、芝生の適地適正条件にはかないません。芝生のお庭をお望みなら小杉造園株式会社

お城とサクラ


風景やデザインには、理屈抜きでピタッと絵になるツーショットってありますよね。

この時期、その代表格の一つ「お城とサクラ」です。

写真は、岐阜県大垣市の墨俣城。あいにくの雨模様でしたが、地元の奥様方の民謡大会や多くの屋台が出て盛り上がっていました。

Sakura

現地の解説板によると、墨俣(スノマタ)城は、1566年に織田信長が木下藤吉郎(後の豊臣秀吉)に作らせたもの。稲葉山城(岐阜城)攻めに際し、木曽三川の橋頭堡として活用したそうですが、1567年織田氏が斉藤氏を滅ぼし、その役目を果たしたとのこと。築城時、藤吉郎が驚くべき短時間で作り上げたことから一夜城の異名を持ちます。

どんな工夫で一夜城と呼ばれるほどの短時間にお城を作ったのか、そのアイデアに興味が湧きますね。ご存知のいらっしゃいましたら、ぜひ教えてください。

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病虫被害がでない木


三寒四温ももはや死後

と疑いたくなるほどの寒さですね。移ろいの文化はどこに行ってしまったのでしょうか…

啓蟄も過ぎ去りいよいよ生きもの達が動き出す時期になりました。お客さんに虫や病気の少ない木は?と聞かれる事があります。アンサーになるかは分かりませんが、一つ事例を。

こちらのお宅は、ツバキやキンモクセイ、ツツジといった病虫害のつきやすい樹木が所狭しと植わっています。ですが、被害はほとんど出ません。殺虫剤をたくさん散布している訳ではなくお施主さんは、毎日水を植物達に与えています。ただその量は水道局がメーターが壊れているのかと訪ねてきたくらいの大量なお水量です。

個人邸お庭 さすがにジャブジャブ与えているだけあって蟻も病虫害もつかないのはもとより、お庭の木々の葉の色つやも違います。最近は自動散水装置を備えたマンションも増えていますが、水を与えるという行為より与えながらの愛でる愛情の方が大切なようです。

もちろん病虫被害の少ない木と売り出しているものもありますが、植える状況によって病虫害が毎年発生してしまう事もあります。春になってお庭をいじり始めたい方はこちらへご相談を小杉造園株式会社