甘い?渋い・・・


柿の種類って、いくつぐらいご存知ですか?富有、次郎・・・二つしか分からない。

私の実家には柿の木が2本ありましたが、どれも渋柿で祖母が干し柿を作ってくれたのを覚えています。不思議と渋柿には鳥が来ないですよね。

Kaki そうえいば祖母が、「ヘタが実にくっついているものが美味しい」といっていましたが、本当なのでしょうか?私は柿があまり好きでないので、確かめた記憶がありません。ご存知の方ありましたら教えてください!

さて、写真はあるフラワーパークに展示してあった柿の模型です。一体いくつあるのか・・・100以上はありました。そんなにたくさんの種類を売っているところを見たことがないので、一般に流通していない種類は何のために生産されているのでしょう?

木の実を一つ取り上げてみても、知らないことって多いですね。日々是勉強。

盆栽-BONSAI-


私が未だ幼い頃、我が家の20坪ぐらいの庭は盆栽であふれていました。父の趣味でというか、半ば商売のように100鉢以上はあったと思います。幼心に「この木は古くて高いんだろうなぁ」と思う立派なものもチラホラあった記憶が残っています。盆栽にボールをぶつけそうになり、お父さんに「ばっかもーんっ!」と怒鳴られるカツオ君の気持ちはよく理解できます。

Bonsai 小杉造園の職人さんにも盆栽を趣味にしている方がいます。お願いして写真をとってきてもらったのですが、ベランダが鉢であふれ返っているようですね。写真ではかわいらしいサイズのものしか見えないですが、数十年後、立派な根張りをみせる木に生長しているのでしょう。

子どもは一応20年で大人の仲間入り。親の手を離れますが、盆栽は何十年掛けて形作り、100年、200年で立派な古木になるのでしょうね。親子3代ぐらいにわたる究極の趣味ですね。ときどき市民会館や大きな公園みたいなところで盆栽展をやっていますので、機会があればのぞいてみてください。極限のスモールワールドを目にできますよ。

ビッグサイズ


海外に行くと、日本で目にしているものとあまりに大きさが違って驚くものがありますよね。

Tokusa 特に昆虫や動物には驚かされます。分かりやすいところでは、熱帯に生息するカブトムシなんて日本にいるカブトムシの2、3倍ありそうですよね。

植物でも時々見かけますが、私の記憶に残っているのはポインセチア。そう、クリスマスシーズンに飾るあれです。日本では、鉢植えぐらいしか見かけないですよね。アメリカはロサンゼルスでよく見かけましたが、庭先の路地植えで屋根ぐらいの高さに育っていました・・・

先日、トクサの大きいものを使いましたので、その写真です。1m数十cmの高さでなかなか迫力がありました。

樹木の化石


東京は、今週ぐずついた天気のようで、サクラも見納めでしょう。

Kaseki 私は週末に岐阜県瑞浪市の土岐川河川敷で化石の発掘体験をしてきました。

川沿いのサクラ並木を愛でる間もなく、童心に返って掘るに掘りました。よって今日は、右腕が筋肉痛です。

瑞浪市は、名古屋市から見て北東に位置する内陸地ですが、古くは浅い海だったそうで、約1700万年前の化石が多く産出されています。今は、野外学習地として一般の方々に開放された発掘地となっています。本当に、貝殻や木片などがゴロゴロ採れます。

写真の化石大好き少年が見つけた化石をくれたのですが、学芸員の方に聞いてみますと、ホソバシラカシのドングリの笠部分だそうです。う~ん、微妙な発見だ。学術的に貴重なものと判断されない限りは、記念に持ち帰ることができます。ちなみに少年は、サメの歯を一生懸命に捜していました。

JR瑞浪駅前には、美味しい団子屋さんもありますので、ぜひ皆さん一度体験してみてください。車で行く場合は、中央道瑞浪インターからすぐです。

春満開!


日本人は、どうしてこうもサクラ(特にソメイヨシノ)に思い入れがあるのでしょう?

はかなく散る姿が潔いのか、花の下でお酒を飲める風習に起因するのか・・・まるで日本人だけのDNAに記憶されているみたいに。

海外で何ヶ所もサクラを見ましたが、やっぱり場の雰囲気がちがいますから不思議です。

Sakura さて、写真は東京千鳥が淵のサクラです。我が国屈指の名所ですよね。サクラも良かったですが、お堀の土手に咲く白・黄・緑の菜の花とのコントラストがまた絶妙でした。ちょっと残念なのが、お堀沿いが公園的に整備されているのですが、舗装や施設が画一的で面白くなかったですね。

東京は何とか今週末まで見ごろですかね。これからサクラの季節を迎える地域の皆さんは、お楽しみに。でも・・・温暖化の影響でサクラが早く咲くようになると、卒業式や入学式のシーズンにもう散っていたりするわけですよね。「それは寂しい」と私の日本人のDNAがいっています。