サクラサク


今週末の東京は、3月下旬の暖かさだそうです。きっと、我が社のサクラも花開くことでしょう・・・といってもソメイヨシノではなく、河津桜です。ようやく蕾がほころび始めました。

Sakura 河津桜は、ソメイヨシノの花より濃い目の淡い紅色です。気候にもよりますが、2月上旬ぐらいに咲き出し、一ヶ月ぐらいの長期に渡り咲きつづけます。

一足早い、春の訪れですね。写真で分かりますか?もしかしたら、明日開くかも!

月日は百代の過客


「月日は百代の過客にして、行きかふ年も旅人なり」松尾芭蕉【奥の細道】ですね。

Basho_4 たまたま出先で、芭蕉の像を見かけたので今日の話題はこの一句となりました。

  芭蕉が奥の細道を記す旅に出たのが元禄2年(1689)春。江戸深川の採茶案(さいとあん)から舟に乗り、千住で舟を下りる際、「行く春や、鳥鳴き魚の目は涙」と詠んだそうです。

さて、写真の像は清澄公園の脇にあったのですが、こちらの公園もお楽しみください。今はウメ、これからはサクラ、サツキ、ツツジと春の花々を楽しめる季節になります。

江戸の豪商 紀伊国屋文左衛門の屋敷跡と伝えられていますが、明治に岩崎弥太郎(三井財閥創業者)が買取り、保養所として作庭したそうです。見学する時間がなくて庭園の写真がありません・・・ごめんなさい。泉水、築山、枯山水からなる回遊式林泉庭園ですのでお近くにお出かけの際は、どうかお楽しみください。お茶ぐらい飲めるのかな?

春の陽気


Nanohana 今日の関東地方は、3月下旬並み春のポカポカ陽気らしい。

写真は、お客さんのところへ植えに行く菜の花です。

週末は、菜の花を見に房総半島へドライブ・・・と思いきや、週末はまた寒さ再来だそうです。

三寒四温?寒暖の差が激しい季節です。風邪などに気をつけてくださいね。

近日中には、ホームページへ花粉対策のコンテンツをアップしますのでご覧下さい。

ハッピーバースデイ


「粗にして野だが卑ではない」故城山三郎が旧国鉄総裁の仕事を綴った名著ですが、今流行りの言葉でいえば「品格」について考えさせられる書物です。

いいタイトルですよね。職人と呼びたくなるような方々の、仕事人(国鉄総裁であれば公僕?)としての心意気を見事に表現していると私は思います。

何故いきなりこんな言葉を思い出したかといいますと、昨晩、休憩室にかわいらしいバースデーケーキが置いてあったから。

どうやら、若手職人○○くんの誕生日だったようです。日も暮れてクタクタになって帰ってくる職人さんたちの中で覚えていた人が、帰りにケーキ屋さんに寄ってきたらしいです。植木屋ルックの職人さんが、夕方ケーキ屋さんで「そこのチョコレートケーキにハッピーバースデイって書いてください」って言ったんだろうね。

今日は雨水


皆さんお住まいの地域では、ウグイスの声がもう聞こえていますか?

そういえば、子どもの頃、ウグイス笛なるものを持っていましたが、最近はサザエさんの中でカツオくんが吹いているのしか見かけなくなりました。今でも売られているのでしょうか?

さて、今日は雨水。暦の上では春一番が吹き、降る雪も雨に変わり、積もった雪も解け始めるという季節の到来です。じっさい、明日からは少し暖かくなってくるようです。

東京近郊でも、昭和記念公園武蔵丘陵森林公園など、一日かけて遊べる大きな公園があります。もっと身近に、代々木公園日比谷公園でもオープンカフェでのんびりお茶が飲め、松本楼(日比谷公園内の伝統あるレストラン)で有名なビーフシチューを食べるなんてのもいいですね。東京は、土曜日雨みたいです・・・

ちょっとした気持ち


新宿のヤシに続き、八重洲の花園を切り取ってきました。

敷地ぴったりにオフィスビルが立ち並ぶ東京駅八重洲口。最近の建物は、エントランスにオープンカフェがあったり、並木があったり比較的ゆったりスペースで緑や花を意識するようになりましたが、古くからのオフィス街は申し訳程度の緑がチラホラ。その緑も元気がありません。

Huyunohana そんな中、軒下のちょっとしたスペースにプランターを置き、季節感あふれる花を楽しませてくれる企業さん(皆さんが名前をご存知は大きな会社です)がありました。きっと、偉い方がお好きなのか、環境貢献という企業方針なのか、気の利くご担当者がいらっしゃるのか、出入りの業者さんがしっかりしていらっしゃるのか・・・

単純に緑や花を飾るだけでなく、ストック・エリカ・葉ボタンなど冬ならではの演出をしていらっしゃるところがさすがですね。

多くのオーナーやテナントの方々が、ちょっとした気持ちをこのように表現してくださるとコンクリートジャングル(表現が古すぎ・・・)にも少しは彩りが加わることでしょう。道行くハードワーカーの方々の背中も少しは伸びるのではないでしょうか。

そんな世の中にしていくのもきっと、私たち緑に携わる者の、これからの造園会社の役目だと思います。

ここは南国?


爆弾低気圧が日本列島を直撃した日、寒風吹きすさぶ新宿のビル街で南国を発見しました。

Nangoku 気持ち良さそう、または、凍えるように揺れるヤシの葉は、何かこちらにも居心地の悪い気持ちを起こさせます。寄せ植え自体は素敵なのですが、この時期にビルの谷間に置かなくても・・・いやいや、気分ぐらいは暖かくという心遣いか・・・とコートの襟を立てながら思った次第です。

寄せ植えの後ろに控える落葉したカツラの木は、「冬だぞ~」という風情でスッと凛々しくそびえていました。

寒かった~


最近、気候のお話ばかりで恐縮ですが、今日も寒かったです。

現場の職人さんたちは、夏も冬も大変だろうなぁと思いますが、何れにせよ楽な仕事はありませんよね。みんな、真冬は体から湯気を立ち上らせながら植木を植えています。

Oden 先ほど、休憩所へ行ったら大鍋イッパイ(4鍋分)のおでんがテーブルに鎮座していました。

おかみさん(社長夫人)の手作りです。若い衆には、東京での「おふくろの味」ですかね。外から戻ってくる職人さんたちには申し訳ないですが、一足先にいただいちゃいました。身も心も温まる、冬の一日でした。もしかして、おかみさんから一日早いバレンタインか?

梅の蕾が・・・


今日の東京は暖かいです。

梅の蕾もいよいよ開き始めるのではないでしょうか。

先日、熱海梅園へ行ってきましたが、既に随分と咲き始めています。

3月9日までは、第64回熱海梅園祭りが開催されているそうです。

2月10日の日曜日にはミス熱海撮影会、月曜日にはお汁粉や甘酒の無料サービスが予定されていますので、ぜひ足を運んでみてください。詳しくは、主催者ホームページをご確認ください。

ホームページによると、熱海梅園は1886年(明治19年)開設とのこと、多くの品種や古木を愛でることができるでしょう。小杉造園の研修所からも近いので、時々出かけております。

今日は立春


今日2月4日は立春です。

いかがでしょうか、春の気配を感じますか?昨日の関東地方は大変な雪に見舞われましたので、「春」という言葉がピンとこないのも無理ないですね。立春以降に吹く強い風が「春一番」と呼ばれます。緑芽吹く春を楽しみに待ちましょ-。

昔は、節分が大晦日、立春が元旦だったそうです。年賀状に迎春とか初春と書くのは、その名残だそうですよ。お正月に一年の目標を立てられなかった方は、今日、改めて目標を定めてもいいわけです・・・?

昨夕、技能五輪の特番をご覧いただきましてありがとうございました。その後、大変多くの方々がこのブログにも訪れていただき、重ねてお礼申し上げます。皆さんからも、ご感想やご意見をお寄せいただければ幸いです。よろしくお願いいたします。